やっぱりレンズは日本製よねぇ

最近は、テレコンレンズの収集に凝っている。まぁ、ebayで買ったMASSAのテレコンレンズが外れ品だったことから端を発しているのだけれど、日本製のテレコンレンズを使ってみると、レンズはやはり日本製の物を買った方がいいということを改めて確認できた。
ご参考までに、SP-590UZの野鳥モードにし、望遠差長端+ファインズームを使い、焦点距離約200mmに設定。ノーマルの状態、MASSA(中国製で倍率2倍と称しているもの)、REYNOX(1.85倍)、ケンコー(2倍)、オリンパスTCON-14(1.45倍)、とどめはREYNOXのビデオカメラ用レンズHDP-7700ES(3倍)で撮影してみた。
次の写真を見てもらえれば、その差は歴然!空の明るさが違うのは、レンズを変える際にうっかり電源を切ってしまったからなのだっ。(^o^;)
①これは、ノーマルで野鳥モード+ファインズームにして、目一杯寄ってみた所
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② ①の状態に悪名高きMASSAのテレコン(公称倍率2倍)を接続。以前ブログで紹介したように、あまり拡大されず、しかもぼやけてしまう。ぼかす用途に使えるかと思いきや、奇麗なボケではないので、処分に困っている…。
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③今度はRAYNOX製DCR-1850PRO(生産完了品。倍率1.85倍)を接続。推奨のカメラではなかったので、若干のぼやけがあるものの拡大できるのがよくわかる。
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④こちらは、ケンコー製KUT-2(生産完了品。倍率2倍)を接続した絵。細かい所までくっきり写っている。新品で入手困難なのが惜しまれる。
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⑤オリンパスTCON-14(生産完了品。倍率1.45倍)を接続。こちらもくっきり写っている。
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⑥これはビデオ用テレコンRAYNOX製HDP-7700ES(現行品。倍率3倍)を接続した絵。口径が37mmのため、ケラレが発生。でも、トリミングすれば使えるかも、他のレンズでは表現できなかった更に細かい所がはっきりと分かる(四角のオブジェに微妙な窪みが見えた)。
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結果としては、国内メーカーのレンズであれば、一部を除き、とっかえひっかえ使えるようである。ケンコーのKUT-2がもし中古で出回っていたら買いだと思う。倍率は少し下がるけれど、オリンパスのTCON-14も悪くない。もちろん、純正オプションであるオリンパスTCON-17(倍率1.7倍)は、ベストマッチであるのは間違いない(中古市場では、相場8000円前後と意外と高価)。
オークションに日本製と称している物があるけれど、殆どがMADE IN JAPANと書いてある中国製。日本製を強調したいのか、FUJIYAMAなんていうブランドもある。呆れて物が言えない…。
売っているショップは無知なのか、はたまた知っていて平然と売りつけているのか定かではないけれど、新品であったとしても、これらのレンズを購入するのはかなりの冒険。これらを購入するくらいなら、中古の有名メーカー製のレンズを買った方がいいと思う。
多少高くても、本物の日本製レンズであれば、まずはがっかりはしないでしょう。
中国も色々な物が安く作れるのだから、今度は品質のいい商品を作ってもらいたいものだ。
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