意外と難しいCANONET

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先日リペアを行ったCANONETを出張のお供に持参した。

使って思ったのは、ミラーレスだし、一世を風靡した「写るんです」のようなショボめのシャッターだから手振れはないだろうと思っていたのだけれど、そうは問屋が下ろさない。機械式でガシッと下までシャッターボタンを押下しなければシャッターが切れないのだ。
つまり、自分が意識してカメラを構えない限りは、遅いシャッタースピードの時は手振れの連発。
中々侮れないね。

CANONETには、スキャナーやデジカメでの撮影がしやすいよう今回リバーサルである富士フィルムベルビア100Fをチョイスしてみた。

出張なので、一部夜間の撮影を行ったが、夜間の薄暗い光では、ご自慢のEEも全く動作しなかった。当然夜間に撮ったものは手振れでボケボケ。せめて一脚でも持っていけばよかったかなと後悔…。

日中に撮影したものはというと、開放状態で撮影したものは明らかに露出オーバーでオレンジ色になってしまったが、ある程度早いシャッタースピードならば、当然手振れは皆無で綺麗な画が撮れた。
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↑フラットベッドスキャナーでフィルムスキャンした物

ベルビアはリバーサルフィルムなので、ラチチュード云々というのがどうしても付いてきてしまうが、スキャナーでフィルムスキャンしても比較的(比較的…ね!)綺麗には仕上がるのが実感できた。
ネガをフィルムスキャンすると、結構色味が変わってしまい、「うーん」と唸ってしまう。ネガはラチチュードが広いものの、ラチチュードが広いがゆえに色々な要素でプリントの内容が変わってしまうらしい。
同じネガなのに、お店によって、写真の色味が違うのはラチチュードのせいというわけ。
これを逆手に取り、初めからスキャナーでフィルムスキャンするのを目的とするのであればリバーサルの方が変な補正を掛けたりしたりといった苦労しなくてよいのかも知れないね。

それにしても、残念なのは、途中フィルムが巻けなくなってしまうトラブルが発生し、24枚撮りフィルムなのに、あと7枚取り損ねてしまったことだ。万全に整備して再戦を果たしたい。