解像度が上がるのも…
- 2012.05.05
- カメラ

最近のデジイチは、低価格でありながら解像度が2000万画素を越えるモデルがぞくぞく登場してきている。
デジイチの進化に引っ張られ、近い将来、デジカメも2000万画素を越えるのだろう。
解像度が上がると、当然画像の精密さが向上するので、スキャナーを掛けるよりも高画質が得られるし、トリミングした際に然程画が崩れないのでよいのだけれど、解像度が上がるとちょっとねぇ…という画像を最近見てしまい、思わず考えさせられてしまった次第。
それは、とあるカメラ店で、A3プリンタで出力した画像が置いてあり、ペンタックス645Dで撮影した女性のポートレートだった。
ぱっと見、綺麗どころの20代後半と思わしきおねいさんなのだけれど、よーく見ると、目元のシワがくっきりと写っているではないか。
ペンタックス645Dといったら、トップクラスの高解像度を誇り、その高解像度を買われ、公共機関で歴史の書物を撮影するのに使われているのだとか。
ありゃりゃ、ここまで解像度がいいと、この写真のモデルになったおねいさんも気の毒ねぇ…と思わずにはいられなかった。
ここまでくっきり写っていると、小さいL版にしても誤魔化しは利かないだろう。
恐らく、800万画素では、ここまで粗がでなかったのではないか。1000万画素でも低めであれば、まだよいのかも。
最近の1600万画素前後の高解像度のカメラだと、デジカメであっても結構くっきりと写ってしまうものだ。
愛用しているEOS60Dは、1800万画素もあり、意外とくっきり写るカメラなので、女性を撮影する場合は、特に気を付けないといけないようですな。
2000万画素越えのフルサイズ機EOS5DmarkⅢやD800だったら、尚更注意しないとね。
目元のシワがくっきりの写真を女性に渡し、「いや~、フルサイズなんで、凄く綺麗に写るんですよぉ~」などと自慢しようものなら、今後のお付き合いが非常に気まずくなること請け合い。
解像度が上がると、いい場合と、悪い場合があるのだね。
恐ろしや、恐ろしや…。
もしかすると、今後は、女性撮影専用に、低解像度のデジイチが流行るのかも。
おいらは、時代を先取りして、これからは1800万画素のEOS60Dではなく、820万画素のEOS1DmarkⅡNを多様しようかしら。(;^o^A
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