これまたEOS KISS DIGITALのお話。AIサーボAFなるモードが存在しており、応用撮影と称するモードとスポーツの際に効いてしまう。

スポーツのように動きがある物を撮ろうとする場合は、AFが被写体を追いかけてくれる方がいいのかも知れないけれど、被写体にAFを一旦ロックかけ、フレーミングをずらして撮りたい場合もある(置きピンってやつね)。
そういう時には勝手にAFが動くとピンボケになってしまうのだ。
EOS KISS DIGITALの後継機だけでなく、同時期に存在していたEOS 10DはAFのモードを変更することができるが、EOS KISS DIGITALにはその機能がない(簡単撮影モードの一部は自動でワンショットAFになる)。

不便極まりないEOS KISS DIGITALではあるが、色々調べてみると、通称「ロシアンファーム」という物が存在するらしい。
こいつをカメラに入れると、封印されていた機能が使えるようになる。

・ISOが3200まで拡大
・AFモードが変更できる(ワンショットAFとAIサーボAF)
・ストロボの調光ができる
…などEOS 10Dにあった機能が使えるようになる。噂によれば、10DとKISS DIGITALは兄弟らしいので、こういったことができるみたい。

一見便利ではあるけれど、ハードウェアが対応していない機能は当然使えないのと、簡単撮影モードではワンショットAFに固定されてしまい、スポーツでは便利であったAIサーボAFが全く使えなくなるという欠点があるらしい。

おまけに、カメラの撮影中CFカードのアクセスをしている時に電源が切れると、全く動作しなくなるのだとか。
そういったリスクがはらんでいるそうだけれど、メインのカメラではないし、ボディが実は2つあるので1台故障しても惜しくはないので、1台は迷わずロシアンファームに入れ替え。

やっぱ、ワンショットAFの効果は絶大。フレーミングを動かしても、AFが変わってしまうことがなくなったので、ボケが少なくなった。

ISO3200に設定できるようになり、確かに画質が粗くなるのは否めないけれど、緊急事態の時はそれなりに使える。

ストロボの調光は、便利極まりない。SP-590UZにもストロボの調光ができる機能があり、少々暗い所でストロボを使う際に重宝しているのだ。
常に大きなストロボをもっている訳ではないからね。それに軽くストロボの光を当てたい場合もあるしね。

EOS KISS DIGITALの中古はかなりお安いので、撮影してみて行き詰ったらロシアンファームを試してみては?

蛇足ではあるが、CANONのパワーショット用のファームというのがネットで配布されており、そいつに入れ替えると使えないはずのRAW形式で保存する機能が付加される。
凄いもんだねぇ。