ヤフオクなどでも古物商云々というのを時々目にするが、大変興味があり、どのような物か調べてみた。噂によれば、中古車販売すればウハウハだとか、格安で車を入手することができたりして色々おいしい思いができるとか。
そんなうまい話はないだろうと調べてみると…。

【古物商は誰でもなれる】
古物商は、中古の物を販売する場合に必要となるもので、各警察署に申請する。いち個人の不用品を売買する場合は、古物商の許可は不要だ。

古物商は余程のことがない限りは取得できるようで、13カテゴリーあり、1件につき19000円也。1つの申請書には、1つのカテゴリーしか申請することができず、全部申請すれば便利だからと申請すれば、19000円*13件の費用+13件分の申請書が必要となる。
何かトラブルがあった際、警察がどこの古物商が売ったのかというのを把握するため許可制にしている警察では説明しているようだけれど、それならなぜお金を取るんだろう。
明らかにお役所に対しての上納金ではないか。
中古車を販売するのであれば、車の保管スペースがあるかというのも許可条件の1つである。いい加減な者は、一切許可しないということなんだろうね。

【中古車販売にも裏がある】
晴れて古物商を取ったけれど、即中古車販売できるかといったら、そうではない。商品を入手する必要があるのだ。
一般的には、オートオークションなる古物市場に参加することで入手するようだけれど、このオートオークションも数万円~10万円位の費用が発生するだけでなく、厳しい審査が必要なケースもあるのだとか。コネがあれば、参加することも可能らしいが、参加できない者はオートオークション代行業者に依頼し、保証人になってもらったり、希望の中古車を入手してもらうという方法もある。
しかし、その分費用が発生するので、費用対効果を考えると「うーん」と唸ってしまう。

無論ヤフオクという選択肢もあるにはあるが、大半は古物商の連中が売っているので、高く買わされてしまうのがオチ。
古物商の許可は取れても、古物商として実際に商売するには敷居が高いようだが、安く車が入手できるオートオークションにさえ巡り合うことができるかが、成功のカギとなるのが分かる。

中古車の古物商になると、一部税金に関し、免税となるだけでなく、信販会社との契約やパーツ業者との取引に有利という情報を載せているサイトもあるけれど、オートオークションに何度も足を運んでコネでも作らない限りはパーツ業者とのお付き合いは難しいようで(そりゃそうだ)。
まぁ、儲けるためにはある程度の先行投資は必要なのかも知れないが、「中古車販売は美味しい」という情報を鵜呑みにして、実践して儲けを出した人というのは一握りではないか。何に付けてもコネは必要ということではないだろうか。

分かる範囲で中古車以外の古物市場を調べても、参加費用を取られるのは間違いなかった。参加費用がなくても、入会金をよこせとかいう市場もあった。
総合すると、古物商商法の実態は、その利権に群がる者達で構成されている(早い話が、古物商を食い物にしている)もののようだ。
この手の情報を必ず儲かるといって数万円で売っている輩も利権に群がる者で、デタラメの情報を用いて情報購入者が儲かっても儲からなくても一切関係ない。彼らは、情報を売ることで利益を上げているのだから。
そんなこんなで一番損をするのは、古物商といえよう。
色々な商売があるのだというのが、よく分かった。