技適未取得機器実験等特例を使って、無線モジュールを使ってみた内容のブログを発見(ここ)。

そんな制度があったのかぁ…などと感心していた所、これにも罠があり、

電波法第四条の二 (途中省略)
3 前項の規定による届出があつたときは、当該届出に係る同項の実験等無線局に使用される同項の無線設備は、適合表示無線設備でない場合であつても、前条第三号の規定の適用については、当該届出の日から同日以後百八十日を超えない範囲内で総務省令で定める期間を経過する日又は当該実験等無線局を廃止した日のいずれか早い日までの間に限り、適合表示無線設備とみなす。(原文の通り)

つまりは、最大でも180日(約半年)までしか使えないのだ。しかも、やめる際には、廃止届を出さなくてはならないし、かつ使えないようにしなければならないので、面倒この上なし(技適が取れるものは、技適を取ることで、末永く合法的な運用が可能)。

でもって、
総務省電波利用ホームページでは、
・実験等の目的を申告する必要があります。同じ目的・規格では再度の届出ができません。目的が重複することを防ぐため、具体的に記載してください。例えば、以下のような内容を記載すると、目的が重複することを防止できます。(原文通り)
・無線機器の識別番号等を申告する必要があります。機器の製造番号をご確認いただくか、任意の識別名を定めてください。(原文通り)
と記載があり、つまり、同じ無線設備を使って2回以上届け出することはできないということなのですな(抜け穴がなくもないが)。

周波数などもしっかり決まっており、こちらのサイトで詳しく説明されている。
特例は、あくまでデータ系の無線設備であり、A3EやF3Eといった純然たる無線電話はダメだし、どこの周波数を使ってもいいというわけではないんだね。やっぱり。

この特例を使えば、メーカーなどがデモ品をシールドルーム以外の所で(実験的に)使えるようになり、少々恩恵は受けるけれど、一般ユーザーに関しては、「わーい、技適マークがない機器が使える~」と喜べないので、悪しからず!
一般ユーザーには、あまり関係がないということで。