7368アンプはじゃじゃ馬?

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よくTA7368は発振しやすいとか言われる。
いまは、オリジナルであるTA7368は入手できないので、秋月のキットに入っているのは中国製(?)のコンパチ品のようだ。
7368アンプをいじる機会があり、とあることが分かったので、備忘録として書いておきたい。

どうも、7368なるIC、「大飯食らい」らしく、電源の電流容量が足りないと、途端にモーターボーティングを起こしてしまった。
12V動作だと1Aでは全く足りず、少なくとも1.5Aはないと、安定してフルパワーを出すことが出来ないようだ。

始めのうち、それがモーターボーティングであることが分からなくて、巷で言う発振現象と勘違いしてしまい、一生懸命デカッ
プリング回路に大きなコンデンサを付けたりしてみたが、状態が変わらず、はまってしまった。
そりゃ、そうだろう。見当違いのことをしていたのだから…。
アンプ電源として使っていたACアダプター(1A)から、電流計付きの安定化電源に付け替えた所、電流の挙動変化が分か
ったのだ。
「あれれ、フルパワーを出すと、1A越えてるぞ」と。
安定化電源の電流制限を1Aにすると、ACアダプターと同じく、モーターボーティングが起こった。

「大飯食らい」ということさえ分かれば、後は簡単。
容量の大きい電源さえ用意すればいいだけなのだから。
簡単な回路で、それなりのパワーが出せるなんて、なんていいヤツ(IC)なんだろうと思う。

巷で言われる、7368アンプは発振しやすいというのは誤解で、単に電源容量が足りなくて、モーターボーティングを起こして
いたのを発振と勘違いしたということではないかな。