前々から欲しいなぁと思っていたAladdinのオーブントースター。実家に置いてあるオーブントースターが大分古くなったので、Aladdinのオーブントースターが大分安くなったこともあり、思い切って2枚焼き用を購入(諭吉さんを1枚出して、小銭が返ってくる価格)。
折角購入したので、巷では、かなりべた褒めではあるものの、実際はどうなんだろうかと色々テストしてみた。
スクエア型の物より、レトロチックなこじゃれたフォルムがいいね。トースターに拘りを持たない おいらが、Aladdinを購入した理由の1つでもある。
冷食 から揚げはいい感じ
トーストを作る前に、冷凍食品のから揚げを温めてみた。すぐ発熱するのは、グラファイトヒーターを使っているAladdinのいい所だ。
温度切り替えなしのトースター(アルミホイルあり)で冷食パッケージに書いてある規定時間(3分)通りにやってみた所、ふにゃっとし、レンジでチンして温めるのに近い感じかな。
次に、Aladdinにチェンジし、温度200℃にセットして、規定時間通りやってみた。冷凍食品故、流石に揚げたてのから揚げとは比べ物にはならないが、こんがりと焼けて、カリッといいお味だった(こちらもアルミホイルあり)。冷凍食品のから揚げは、ふにゃっとして脂っぽくて好きではなかったのだけれど、これならありかな。
やはり、オーブントースターは、温度調節できるといいんだろうなぁ。
トーストの違いが分からん!
次に、食パンを焼いてみた。まず、100円以下で売っている食パン(6枚切りの開封品)を用意した。6枚切り食パンの場合、280℃で2~2分半焼くらしい。
はてさて、巷で大絶賛のオーブントースターの実力はいかに。
2分経った物を取り出してみると、若干表面は固く、焼けたのだろうが、白いまま。おいらはこんがりトーストがいいので、更に3分追加で焼くことにした。
3分経過したら、焼き目はいい感じよりは、ちょっと焦がしすぎたかな。でも、実際に食べてみると…うーん。
この食パンは、開封して2日目なので、水分が少なくなったためか、よく言われる「外がカリ。中はもちもち」には程遠い状態。追加で3分焼かない方がよかったか??
日を改めて、セブンイレブンで購入した食パン(6枚切り)を購入。
ふんわり食感のためか、画像の通り、ビニールの中が若干湿っていた。
「ふんわり食感のセブンブレッド」と言って、そのまま食べると確かに柔らかいが、これを2分半で焼いてみた。
今度は、丁度いい塩梅に「外がカリ。中はもちもち」のこんがりトーストとなった。
TVを始め、巷では、Aladdinで焼くと「すごく美味しい」と大絶賛している。
しかし、食材(食パン)が悪いためなのか、実際食すると、
「至って普通」
全くもって違いが分からない。いつも食べているトーストだ。(;^o^A
大方予想は付いていたのだけれど、トーストの味なんて、何も塗らないのなら、材料の配合である程度決まってしまうだろう。芸能人は大げさにリアクションするので、それを差し引いても、味は「至って普通」だった。
メーカーサイトでは、
さらに、トーストの表面はもちろんのこと、内部の温度も高くなることで甘味が増します。
早く熱く調理することが、よりおいしいトーストを作る秘訣です。
と書いている。
スーパーで売っている格安食パンより高価ではあるが、元々甘みが強い生食パンを使うと、甘みが増すのかも知れない。
しかし、ボンビーな我が家では、しょっちゅう生食パンなんぞ買ってられない。Aladdinだったら、安い食パンでも美味しく食べられるのではと、淡い期待を抱きすぎていたのかも…。
味に関しては酷評(味は、食パンの材料の配合で全然違うからねぇ…)ではあるが、すぐ発熱するグラファイトヒーターを使っているので、早く焼けるのが嬉しい所ではあるかな。
トーストの焼き上がり時間は、4~5分というトースターが多いので、焼き上がり時間だけ見ればプライオリティが高い。
毎日が戦争なご家庭では、喜ばれる仕様だと思う。
チーズパンにチャレンジ
今度は、受け皿にアルミホイルを載せてから、食パンに、細切れチェダーチーズをON!(アルミホイルは、汚れ防止のため、こちらの判断で使った)
5分にして焼いてみると、4分を越えた所からおこげ状態。どうも、アルミホイルを使うと、熱が反射しやすくなり、更に効果が上がるのだろう。
もっとチーズを焦がそうと5分もやったら、食パンの端がまる焦げに。
付きっ切りで様子を見ないといけないようで。まぁ、焼き加減も食材によって状態は違うものね。(;^o^A
おこげのない所は、狙い通りの味だ。
もし、アルミホイルを敷いて、ピザトースト(2枚同時)を作りたい向きは、チーズをこんがり焼こうとすると、パンが焦げてしまう可能性が高い。280℃ 4分前後にして、パンがおこげになる手前で止めた方がよさそう。パンと同時にチーズも焦がしめにするのは難しいのかな。
クロワッサンはいいね
お次は、マニュアルの温度・時間通りにセットしてクロワッサンを温めてみた。
バターが溶け出し、いい匂いだ。レンジでチンより、トースターで焼くのがやっぱりうまい!
アルミホイルを使ったためか、おこげができてしまったが、出来立てクロワッサンのパリパリ食感となった。おいちい(´ω`)
焼きたてクロワッサンって、ホントおいしいものね。
蒸し焼きは4枚焼き用がベスト
2枚焼き用にはトレイが付いているものの、蒸し焼き用の容器がないのだ。4枚焼き用にしか付いてこない。4枚焼き用は高価なので、安い2枚焼きに目が行きがちだが、蒸し焼きで料理のレパートリーを増やしたい向きは、グリルパンが付属で付いてくる4枚焼き用がお勧め。しかも、大きいので、2枚焼き用では無理だった大きめのピザも焼ける。
しかし、4枚焼き用は値段が高いだけでなく、奥行きも必要なので、設置できる人に限るが。
材料を選びそう
このAladdin、トーストだけを考えると、材料を選ぶマニアックなトースターなのではないかと思った。他のトースターもそうだと思うが、食パンの状況によって焼き上がりが違うのだ。水っ気のある食パンならば、「中がもちもち」なのだけれど、開封してから時間が経ったものだと、水分が抜けてしまうので、もちもち感がなくなってしまうのでは。
常時「中がもちもち」トーストにしたい向きは、スチームが使えるオーブントースターがよいのかも知れない。
冷凍食品を温める場合は、温度が細かく変更でき、すぐ温まるグラファイトヒーターのおかげで美味しくいただけることが分かった。冷凍食品の情報はないので、温度云々は手探りでやらないといけないみたい。できれば、注意書きがあると助かるのにな…と思った。
お勧めレシピがAladdinのサイトで紹介されているので、Aladdinユーザーは、チャレンジしてみては。
デザインは、よくありがちなスクエア型ではなく、レトロチックでお洒落。他のトースターとの差別化が図られているのもいい。今、GP14型というご飯も炊けるという新しいグリル&トースターが発売されて、旧型であるG13A型(4枚焼き用)やGS13B型(2枚焼き用)が大分安くなっているので、今なら買いかもね。