おいらは、何年か前に購入したmouse i5 8世代ノートPCも持っている。
しかしだ、残念なことにビックカメラ専用モデル(BC-N5I5825M8S2-183)だったので、換装絡みの情報が全くネット上に上がっていないのだ。
ビックカメラ専用モデルの仕様
- CPU:i5-8250U(グラフィック:CPU内蔵 Intel UHDグラフィックス620)
- Windows10 Home(Windows11アップグレード済)
- 8GBメモリ
- 240GB SSD
- マルチカードリーダー
- 15.6型フルHD非光沢液晶…などなど
当時の価格は、9万円少々だったかと思う。同じようなスペックの物が10万円越える中、なぜか価格が安かったので購入。その当時は、安い理由は分からなかったが、ビックカメラ専用モデルだったから安かったということのようで。
PCに限らず、同じものでも通販専用モデルやホームセンター専用モデルという一般ルートよりも安いものが存在している。
CPUはi5の8世代と呼ばれるもの。以前使っていた動画編集アプリDavinci Resolveも重かったものの、それなりに動いていたし、Premiere Proの動作はそんなに悪くなかった。
欠点は、重いことと換装絡みの情報がないことだ。買った当初は、分からなかったが、調べてみると、どうやらビックカメラ専用モデルらしく、メーカーサイトには一切情報が出ていなかった。
「変な物を買ってしまったか??」と後悔したりもしたが、どうせいつかは壊れるだろうから使い倒そうかと思った。
意を決して解剖!
240GB SDDはすでにパンクしてしまい、どうしようもない状況。SDDを増やしたいが、どんな物が入っているのか分からない。取り合えず、ダメ元で分解してみた。
PC下部にあるそれっぽいビスを外してみた。ビスを外してからは、大体はめ込みされているだろうからと、隙間に爪をひっかけて(良い子はマネしないように)、徐々に広げていくと、あら不思議。ノートPC 2枚おろしの出来上がり!(;^o^A
何と!拡張性があるではないか!?
PCの中は、こんなものだった。ピチピチに中身が詰まっているPCがある中、結構隙間だらけではないか。生産性やメンテナンス性を考えると、よく考えられた製品なのだろう。
よーく中を観察すると、拡張性が高いものであることが判明した。
・メモリー用の端子を装備! もう1枚メモリーが挿せるではないの!
・M2用の端子も装備!! ほう、これならM2用のSDDが挿せるではないか!!
・なんと!LTE用の端子+アンテナも! コイツの親戚にLTE付きモデルがあったに違いない。
本来であれば、要らない部品は排除してコストダウンを…となるのだろうが、コイツの場合は、余分な部品が付いていようと同じものを多く作ってコストを下げるという思想なのだろう。
アップグレードするぞ!
LTEのモジュールが内蔵できるのが分かったものの、普段の持ち歩きには不向きなので、LTEモジュールは今回は断念し、1TB SDDとM2用1TB SDD、8GBメモリーを内蔵することにした。
とは言え、今回の主な目的はSDDの換装なので、取り合えず、中を開いた状態で、SDDをコピーすることにした。
最近は、フリーでHDDをコピーするアプリがなく、どうしようかと思っていたら、完全無料であるMini Tool Shadow Makerなるアプリを見つけることができた。
こいつの優れている点は、そのままパーティションをコピーするのではなく、HDDなどの容量を見て、適切にパーティションの大きさを調節する所だ。
そのままパーティションをコピーされたのでは、折角大きなHDDやSDDに換装しても、メリットがないのだ。
交換する前に、USB-SATA変換アダプタで内蔵させるSDDを接続。こんなもんでOK。
元が240GBなので、1TBのSDDには数時間でクローンが完了した。
ちなみに、最近、調子が悪いので、1TB HDDが載っているデスクトップも2TB SDDに換装してみたのだけれど、流石に1TBあると、クローンに2日も掛かってしまった。
しかし、その甲斐あって、今では、購入時のサクサク感を取り戻した。
M2用SDDの取付用ビスがない…
購入したM2用SDDに取り付けビスがないのだ!? LTE取付用にビスが予め付いているので、今回はそれを流用することにした。
メインは2.5インチの1TB SDD、サブにM2用1TB SDD。メモリーは16GBとなり、以前よりも快適になった。
1TBもあるので、動画作成時に一時的にデータを保存できたり、うまくいけば仮想メモリー(こちらは試していない)にも使えるかも。