安物で我慢していたが一念発起!
おいらのBluetoothイヤホン歴は、3000円台Bluetoothイヤホン→9000円台Bluetoothイヤホン→3000円台Bluetoothイヤホン(先日まではココ!)だ。というのも、Bluetoothイヤホンにはあまりいい印象がなく、しかもよい音にするには装着が難しい。
9000円台Bluetoothイヤホンの時なんぞは、全く耳に合わなくて、イヤピースを変え、LRを逆さにつけるとフィットするのでそうやっていた位。
まぁ、耳に突っ込むカナル型と呼ばれるものは、有線イヤホンでも音を良くしようとして強く突っ込むと、耳が痛くなるので、すごく苦手だった。
最近、Bluetooth界隈も賑やかになってきているようなので、高価格帯のイヤホンを買ってみようかと一念発起するも、何分予算が…。取り合えず、お試しということで、10000円台の物にステップアップすることにした。
物が小さいのに大きな荷物が!?
先日行われたMy HUAWEI会員の日に発売されて間もないFreeBuds5iなるものを購入。各メディアでも発売のニュースを流しており、珍しく大変興味を持っていたのだ。
何日かすると、大きい荷物が届いた。「イヤホンって小さいはずのに一体何!?」とビックリ。「注文を間違えたか??」と恐る恐る中を開けてみると、イヤホンの他、見慣れないお洒落なボックスが入っていた。
確かに内容物と比較して箱が大きいのだけれど、プチプチを入れて、しっかり梱包されているので、製品が壊れないよう大切に扱ってくれたのが分かる。
お洒落なボックスの正体、何やら、公式サイト限定のオリジナルギフトボックスなるものらしい。


その中身は、ノートとリングホルダー、伸び縮みできるUSBケーブルだ。お洒落で実用的な物。購入したからくれたようで、嬉しいサプライズにビックリ(お手紙が入っていた)。
以前、ギフトとして自撮り棒もプレゼントしていたこともあるらしく、目が離せませんなぁ…。
開封の儀式
おいらが購入したのはネビュラブラックと呼ばれる色の物。コイツは小石をモチーフにしているらしく、可愛い。女の子受けするだろうなぁ。
付属品は、S/M/Lのイヤーピース(Mは装着済)とUSBケーブルといった所。最近の製品は、内容物がシンプルなんですな。



ペアリングは、ケースの蓋を開け、ケースの横にある丸いボタンを長押しすると始まる。

そのままでも聞けるのだけれど、音質調整(3段階)やファームウェア変更などなどの機能はHUAWEIアプリがないと使えないので、QRコードからアプリをダウンロードしておく。

2週間前位に発売された製品なのだけれど、もうファームウェア変更が。バージョン2.1.0.170でシステムの安定性を向上するのだとか。

イマイチな所も
どんな製品でもそうなのだけれど、FreeBuds5iも例外ではない。
本体が滑りやすいので余計なのだ。(;^o^A
コツとしては、親指と人差し指を使って、本体を摘み出すようにすればOK!
本当に落としてしまわないか心配になってしまう。製品購入時にイヤホン紛失サポートが無料付帯されているので、購入後1年以内であれば、利用できるのだけれど、おいらはおっかなびっくり使っている状況。
街中で使ってみる
後のレビューにちょこっと書いたのだけれど、ノイズキャンセル効果は高いように思う。それもそのはず、同価格帯最強クラスの42dBのノイズキャンセル効果があるのだという。
と、Webサイトで態々警告している位なのだ。
利き方も、ウルトラ・標準・くつろぎと3段階に選べ、ウルトラが一番ノイズキャンセル効果が高い。街中でも、音楽を聴いているとドキッとしてしまう位なのだ。
流石に電車のガタンゴトン音は消しきれないが、低域の騒音に対してよく効いているように思った。
FreeBuds5iに限ったことではないけれど、「外部音取り込み」モードにして外の音を取り込むようにするとドキッとすることはないが、イヤホンをしている以上100%ではないので、移動する際は、イヤホンをはずしたり、音量を下げるなどの自衛策も必要だ。
ひと昔前のノイズキャンセルイヤホンの一部は、効果はかなり高いが、耳を思い切り押さえつけられているような嫌な感じになってくるのだけれど、FreeBuds5iはそれがなかった。ノイズキャンセルも改善されているんだろうなぁ。
どのイヤホンでもそうなのだけれど、ノイズキャンセリングは万能ではなく、人によっては利き方や感じ方に個人差があるので、気分が悪くなったら、使わない方がいい。
3000円のイヤホンと聞き比べてみる
10000円越えのBluetoothイヤホンを買ったものの、本当によい物なのか正直分からない。比較対象にふさわしくはないが、ここ何年か使っている手持ちの3000円Bluetoothイヤホンと比較した。メーカー名は内緒。13mm位のダイナミックドライバーが付いているので、価格は異なれど、似た同士対決ということで見ていただきたい。
どちらかというと、3000円の方が有利に見える。
曲は、Amazon Music Unlimitedで聞いた。Androidだと機種によってはLDACが使えるのだけれど、iPhoneだと16bit/44.1kHzになってしまい、折角、大元のサンプリング周波数が高くなっているのに、端末側でダウンしてしまうのが惜しい感じ…。
電気的な数値上では、残念と言いたい所だけれど、実際に聞いてみると、おいらの耳では全く残念な音ではなかった。この辺は、やはりイヤホンの機械的な部分(振動膜など)も影響しているよう。

同価格帯のTrueWirelessイヤホンでも5~6mmが多く、倍の価格帯でも5~6mmが多い中、旧モデル(FreeBuds4i)同様10mmのダイナミックドライバーを使用しているのが潔い。たまにドライバーを複数付けている機種もあるけれど、音合わせが難しいのよね。
カーステレオの状況やステレオスピーカーでも同じなのだけれど、うまく処理できていないと、おいらみたいなド素人でも分かってしまうような残念な音になってしまうし。
下手にドライバーを増やさない方が、音がよかったなんてことも。
Amazon Music Unlimitedで聞いた際のレビュー
次に、Amazon Music Unlimitedで聞いた際のレビューを書いてみたいと思う。音の良し悪しは正直好みの問題もあるし、TrueWirelessイヤホンに多いカナル型と呼ばれる物は、キチンと装着されていないと音漏れするので、低域が出にくかったりするので、人によっては違う感想になってしまうかも。
FreeBuds5iは、音漏れのテストがHUAWEIのアプリでできるのだけれど、それだと反則(?)になるので、音がよくなるように装着して、それぞれテストを行った。
【Ultra HD(24bit/48kHz)】3000円イヤホンよりも低域が出ており、やはり音も価格の差がもろ出てくる。
【Ultra HD(24bit/96kHz)】曲の真ん中辺りでギター演奏があるのだけれど、FreeBuds5iの方がディストーションに迫力あり、いい感じに聞こえる。3000円イヤホンは、抑えめにしているのか、迫力負けしている感じに聞こえる。
【ドルビーアスモス】Amazon Music Unlimitedでは、ドルビーアスモスとHDの切り替えができるようになっており、切り替えながら聞いてみると、確かにドルビーアスモスの方が没入感が半端ない。
3000円イヤホンもドルビーアスモスとHDの切り替えすると違いが分かるものの、低域が抑え気味。やはり安物は音も安物だった…。
【ドルビーアスモス】BTSのButter同様、対象物が3000円イヤホン。低域が抑え気味。FreeBuds5iにノイズキャンセルして街中を歩くと、没入できるが、周りの音がかなり聞こえなくなり、歩くのが怖かった。(;^o^A

分かっていたことだけれど、FreeBuds5iの圧勝。流石10000円越えと思った次第。低域もしっかり出ていて、聞きやすい(3000円のイヤホンがよかったら、ただ事ではない…)。
予算の関係(?)でついこの間まで3000円の物を使っていたけれど、まぁ、低域が出ないのは、仕方ないよな…と納得して使っていた。しかも、音がよくなるようにフィットさせるのが面倒。ノイズキャンセルも控えめな感じなので、周囲の音がもろ聞こえる。
人によっては、音が聞こえるから、電車を乗り過ごす心配がないからいい?
3000円Bluetoothイヤホンは13mm位のダイナミックドライバーを使っているが、同じメーカーの高価格帯も13mmドライバーを使っており、住み分けの関係で音の味付けが違うんだろうなぁ。
一万円台でも前半の値段と比較的ポチりやすいので、お試しにいかが?
