DDSでは有名なAD9850

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アナログデバイセズという半導体メーカーからAD9850というDDSのデバイスが発売されている。
興味があって色々使っている。

このデバイスは、オーディオの帯域からRF帯域まで発振できる優れものなので、おいらは最近オーディオ帯域で使うことが多い。
しかも、モジュール化されたものが格安で売られているので、作る手間いらずといった所。
Arduinoならば、プログラムがネットで公開されているので、それをもじってやれば即使用可能なのだ。

「いやー、便利便利!」などと思っていたのだけれど、気になることをネット上で見たので、実はまだRF帯では使用したことがない。

気になるというのは、AD9850モジュールの搭載されている発振子によっては、近接スプリアスが出るというもの。
モジュールにはLPFが付いているが、近接周波数では通り抜けてしまうので、あまり意味がない。
発振子を交換すればかなりよくなるらしい。

デバイスメーカー(アナログデバイセズ)のサイトで公開されている資料を見ると、使う発振子によって発振した信号の純度が変わるのは認めており、安いコストで済ますには外部から7倍オーバートーン用クリスタルで発振させて供給するのがとよいとしている。

この辺の情報は、AN-419というアプリケーションノートにまとめられていて、
「AD9850を駆動するための安価な125 MHz CMOSクロック発振器はまだ市販されていません。AD9850評価ボードに適した一つのクロック発振器はChampion Technologies 製(Model K1300, 約 $45)です。
これは簡単で楽にクロック源を実現できます、しかし使用するには高価過ぎ、又一般的に、これらは顕著に優れた位相ノイズ性能のクロック発振器としては知られてはいません。(原文通り)」
とのこと。

オーディオ周波数の帯域で使う分には特に問題は起きていないけれど、メガヘルツ台だと近接周波数にスプリアスが出るので困りものではある。
それにしても、Champion Technologies 製のクリスタルってどこに売っているのかねぇ。