A001って意外といいじゃない
- 2011.06.24
- EOS-1D MarkⅡ カメラ

最近、70-200mm F2.8のレンズに興味を持っている。今は、17-50mm F2.8のレンズを持っているが、先月子供の発表会が広めの体育館であり、もう少し大きめに取れたらなぁなどと思っていた。F2.8なら明るさは十分だけれどね。
ズームはあるにはあるけれど、APS-C用のため若干トリミングしなければならないし、EOS-60Dならともかく、高感度特性が弱いEOS-1D MarkⅡN(EOS-1D2N)だと、どうしても明るいレンズでないとキツイ。
色々レンズを物色していると、タムロンのA001なるレンズが安いのに目が留まってしまった。某カメラ店では、純正Lレンズ(ISなし)と比較して、売価は半分くらいなのだ。でも、某価格比較サイトによれば、AFの合焦が遅いのだとかいう意見が多く、それについても大変気になっていた。
他には、シグマもHSM・手振れ補正付き(OS)の同様の製品もあるが、お高め。
EOS-1D2Nを持参して、某カメラ店でタムロンA001とLレンズを試させてもらった。本当は、他の店舗より若干値段が安いので、買おうかな~と思っていたのだ。
わずかな時間ではあったが、使ってみた所、EOS-1D2Nの組み合わせでは、然程AFの合焦が激的に遅いとは思わなかった。逆に、Lレンズも使ってみると、合焦スピードは、「あれれ?こんなもんなのか??」という感じだった。EOS-60Dも持っていけばよかったかなぁ。
と、いうことは、合焦スピードは、カメラ側の影響もかなりありそうだな。まぁ、純正レンズだとベストチューニングされているだろうけれど、非純正レンズに対しては、サポートするわけないものね。
Lレンズではうっかり写真を撮り損ねたが、A001で撮った写真を見ると、思ったより悪くない。まぁ、写りに関しては、Lレンズの方がよいのかも知れないけれど、安物レンズに慣れてしまっている(;^o^A おいらにはA001でも十分過ぎる。別に、おいらはこれで飯を食おうとしているわけではないのだ。
それにしても、あぁ、やっぱりか。あそこのサイトは多少参考にはなっても、当てにはならないや。結局は自分の目で確かめるしかないのだね。そういう点では、EOS-60Dはとにかくいいタイミングで買うことができたなと思った。発売されて間もないEOS-60Dを、ケチョンケチョンに貶し、一時的に販売店の売価をお買い得価格にまで下げさせてしまった人達にありがとうとさえ思ってしまう。(;^o^A
A001を買うつもりでいたが、正直な所、かなり悩んでしまい、結局、次回まで持ち越しとなった。
でも、思いとどまって、そのショップで買わなくてよかったような気がする。そこの店員には、テストさせてもらって感謝こそしているが、「LレンズのF4も強力な手振れ補正があるので…云々」と言っていたことに、おいらの「?」ランプが灯ってしまったのだ。
あのねぇ、誰が体育館で静止している写真を撮ると言ったのだ。シャッタースピードを稼ぎたくてF2.8にしたいと言ったじゃないか。F4で同じ明るさにしようと思ったら、シャッタースピードを遅くしなければならず、手振れは抑えられても、被写体ブレが間違いなく起きるだろうに。IS付きであっても、F4レンズは、どうやったってF2.8にはならんのよ…ここまで出掛かったのだが止めた。
結構、大型カメラ店っていい加減な店員が多いのね。カメラはどうか知らないけれど、時期によってはメーカーからの出向者がいたりするから厄介だ。いい買い物をするには、自分の目で確かめて、失敗したりして、場数を踏むしかないのだろうな。
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