AVIC-ZH9MDバージョンアップ完了

  • 2012.03.26
  • BMW
AVIC-ZH9MDバージョンアップ完了

AVIC-ZH9MDのバージョンアップに7日ほどかかると書いてあったので安心していたら、送った2日後にはバージョンアップされたHDDが着いていた。これにはビックリ。

バージョンアップされたHDDを再度ナビの中に挿入。説明書には、バッテリーのマイナス端子を外して云々とあったが、AVIC-ZH9MDのHDDの蓋の下にスイッチがあるようで、蓋を開けると、HDDの動作が止まるようだ。

そのため、横着してバッテリーのマイナス端子を外さないで、HDDの入れ替えを行ったが、おいらの個体だけなのか問題なかった。ただ、何かあると困るので、「ソースOFF」とし、ミュージックサーバーを止めておいた。

メーカーでは、バッテリーのマイナス端子を外すのを強く推奨しているので、マネをする人はくれぐれも自己責任で。

ナビにHDDを挿入してから、更新作業には結構時間が掛かった。
2003年度版のデータから一気に8年分のデータにバージョンアップしたが、ついでに長年聞いていたアナウンスのおねえさん(^o^;の声が熟女(?)の声に変わってしまった。声変わりの件、なるほど、噂通りだ。
おねえさんファンの人はバージョンアップしない方がいいだろう。

2003年版と比べたら、当然、地図が現状と近くなるので、ナビの案内矢印表示が建物の中を突っ切っていることも少なくなるので、とてもよいことだと思う。
大雑把に言うと、地図データと案内の声が変わったという所だろうか。他には目に見えない変更もあったのだ(後述)。

HDDが正常に動くことが確認できたので、コイツの中身を保存して、来るべき時に備えようと思う。
とりあえず、ナビのATAパスワードが外せて、自由にアクセスできるようになったので、富士通法でATAパスワードを解析し、アクセスできるようにするまでの概要を備忘録として書いておきたいと思う。

1.富士通HDDをナビに挿入
パイオニアナビはHDDにATAパスワードを書き込む習性があるらしく、また富士通の古いHDD(IDE)はATAパスワードを見やすくしてしまうというバグがあるそうで、それを利用するのが「富士通法」と呼ばれる方法。
現在のSATA HDDでは使えないようなので、ご注意を。

FAT32フォーマットされたHDDを、ナビに挿入する。場合によっては勝手に更新作業を開始されてしまうかも知れないがそうなった場合は、終わるまでそのままに。
HDDが動いていないことを確認した上で、HDDを抜き取る。

2.ATAパスワード解析
FUJTOOL v0.4を入手する。今回の「富士通法」では最も必要な物で、おいらも入手にはかなり手間取った。

コイツは富士通HDD専用のATAパスワード解析ツールである。裏技を使えば、コイツでパスワードを解除することも可能であるが、ナビに使われているのは、東芝のHDDであるので、FUJTOOLでパスワードを解除することができない。

今回の場合は、あくまでHDDに書き込まれたATAパスワードの抽出だ。
富士通HDDをPCのマザーボードに接続するのだけれど、HDDがIDEであるため、古いマザーボードが搭載されているPCが必要だ。USBでIDE HDDが接続できるツールもあるが、それでは全く認識できなかった。

次にFUJTOOLを起動し、富士通HDDを接続した端子を選択する(これは、必ずMS-DOSで起動すること)。「r」→「12」と入力すると、12.MというファイルでATAパスワードを書き込んでくれる。
「type 12.M」と入力すると、「SM ??????????????…」という表示をする。「??????????????…」の部分にある32ケタの文字がATAパスワードになる。

3.HDAT2でATAパスワード解除
次に、ナビのHDDを接続し、MS-DOSにて起動。HDAT2というソフトを起動。HDAT2の入手サイトでは、起動ディスクが作成できるようなイメージ(ISO形式)も配布している。おいらはそれを使って、CD-Rに焼いた。
ちゃんと接続できていれば、ナビのHDDは認識できているはず。

カーソルをナビのHDDに合わせ、エンターキーを押す。
すると、メニューが表示されるので、security menuを選択する。
「UNLOCK DEVICE」を選択し、「I」キーを押し、パスワード種別をUSERからMASTERに変更する。これを行わないと、正しいATAパスワードを入れてもエラーとなるのだ。

次に「P」キーを押し、ATAパスワードを間違わないように入力。エンターキーを押し、「S」キーを押すと英語で「本当にいいの?」というメッセージが出てくるので、迷わず「Y」と押すと、6つ項目があったものが2つだけになる。
これでATAパスワードが解除できた!

ところで、巷の情報によれば、AVIC-ZH9MDのHDDはパーティションで区切られて3つのパーティションがあるはずなのだが、2011年版にはどうもパーティションが1つしかないようだ。

2011年版にバージョンアップした際の、目に見えない変更ということのようですな。
逆にバックアップしやすくなったのは間違いない。そのまま、他のHDDにデータを移せば、HDDが故障しても、次回修理に使える。

※HDDのデータはフリーウェアではなく、列記とした著作権があるので、これを営業目的でコピーして販売するのは違法である。おばかな人間がナビの中身をコピーして販売し、摘発された事例が発生している。
このようなことをせず、あくまで個人でナビの改良を楽しみたいものだ。