ドローンは果たして違法なのか?

ドローンは果たして違法なのか?

たまたま探し物をしていたら、ドローンは電波法違反ではないかと考察しているサイトがあった。
面白く読ませてもらったのだが、どうも書いてある内容は違うのではと思った。

おいらがどうも違うと思ったのは、電波密度の解釈だ。

2.4GHzの無線LANなどのデータ通信は、最大10mW/MHzという表記になっている。
高速データ通信をしようとするならば、ある程度の帯域が必要なのだ。
簡単に言えば、データ通信のデータで電波に変調を掛けると、電波のパワーのエネルギーが拡散され、帯域が広がっていく。
それだと、高速データ通信した際に、よろしくないとかで、直接拡散や周波数ホッピングなどスペクトラム拡散方式では、2.4GHzなどの高速データ通信などに関し、空中線電力は電波密度にしましょうとなったらしい。
この電波密度の考え方が厄介なのだ。
10mW/MHzというのは、1MHz幅で10mWの出力であることを意味する。ということは、額面通りに取れば、2.4GHz帯では、60MHz幅なので、10(mW/MHz)*60(MHz)=600(mW) となる。

ここで、みなさん、どうも勘違いをしているようだ。
600mWの出力が出ているのだと。

額面通りに取れば、確かに正解。でもね、ちと違うのよ。

電波というのは、公共のもので、みんなが使えなければならないという考えがあるらしく、占有周波数帯幅(よく出てくる言葉「帯域」と同じ)というのが出てくる。
占有周波数帯幅を制限しているお陰でみんなが公共の電波を何ら意識せずに使えるのだ。

Wi-Fiは帯域が1chにつき20~22MHzらしいので、10(mW/MHz)*20(MHz)=200mWとなる。これが正解。

パロットでは、Bebop Droneのコントローラである、SkyControlerの出力を36dBm(=約400mW)としている。
仕様を見ると、802.11n の2.4GHzは11~13チャンネル、5GHzは4~8チャンネルを使っているとある。幅は95MHzとなる。

400(mW)/95(MHz)≒4.2mW/MHz

もし、この考えが正しければ、ドローンは違法ではないと言えそう。

しかし、野外で使ってはいけない場所があるようなので、実質2.4GHzでしか使えない。