PSoCマイコントレーニング・キット

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CQ出版より発売されているPSoCマイコン・トレーニング・キット―ディジタル&アナログ回路を自由自在にプログラミング!! (マイコン活用シリーズ)?なる物を以前購入したものの、付属の本を読んでもさっぱり分からないのでしばらく頓挫していました。

で、何となく思い立ったので、頑張ってみました。ほんの少し分かったので、備忘録方々カキコしたいと思います。

●PSoCチュートリアルをやってみる
1.ソフトのインストール
 まずは、CD-ROMにある「開発ツールのインストール方法」に従って、PSoc Designer4.3(WindowsXP用)またはPSoc Designer4.4(WindowsVISTA用)、PSoc Programmerをインストールします。PSoc Designer4.3は3つのファイルを、PSoc Designer4.4は2つのファイルをインストール方法に従ってインストールします。
 上記のファイルがインストールし終わったら、キット付属の「限定版無料Cコンパイラのご案内」カードに沿って,ライセンス・コードを入手します。

2.PSoc Designerの下準備
 PSoc Designerを起動、はじめに[Start]というダイヤログが表示されますので、[Start new project]のボタンを押します。続いて、キャンセルボタンを押してキャンセルします。
 その後、[Tools]メニュー[Options]のCompilerタブを選び,ライセンス・ナンバを入力して、Cコンパイラが使用できるようにします。

3.PSoc Designerを使う(デバイスエディタ・セレクション画面編)
 本29ページに従って、新規プロジェクトを作成します。セレクション画面にて各種ユーザーモジュールを選択していきます。PSoCチュートリアルでは、PWM16を2個選択します。

4.PSoc Designerを使う(デバイスエディタ・インターコネクト画面編)
 各種ユーザーモジュールを選択し終わったら、インターコネクト画面に変更します。
ここでは配線及び設定を行います。左のバスライン(GIO/GIE)及びRIと書いてあるラインは入力用、右のバスライン(GOO/GOE)及びROと書いてあるラインは出力用です。
 配線は、入力は、portから左のバスライン(GIO/GIE)に繋ぎ、そこからRIと書いてあるラインに接続、そして各種ユーザーモジュールの入力に接続。出力は、portから右のバスライン(GOO/GOE)に繋ぎ、そこからROと書いてあるラインに接続、そして各種ユーザーモジュールの入力に接続という流儀になっています(これが中々理解できなかった。覚えてしまえば簡単なのですが…)。

5.PSoc Designerを使う(アプリケーションエディタ・インターコネクト画面編)
アプリケーションエディタに変更し、続いてはプログラムを入力します。ここで何もしないと、全くPSoCは動作しません。「仏を作って魂入れず」とはこの事です。
 今回は単にPWM機能を使って発振させるだけなので、
main.cを開いて
 PWM16_1_Start();
 PWM16_2_Start();
の2つを入力してやります。
終わったら、ビルドを行い、エラーが出なければ完了です(チュートリアル通りに入力すれば特にエラーは出ないはず)。

6.PSoc Programmerで書き込み
 本にはここで不足していることがあります。ターゲット(PSoc)と付属ミニプログラマーをどうやって繋ぐかです。CD-ROMにある「ブレッドボードの構成例」をしっかり見ないと配線が分かりません。「CD-ROMがあるのだから、それを見てほしい」という説明があれば、まだ親切だったような気がします。

でもって、最低限書き込みに必要なのは、5つの端子。
付属ミニプログラマー→PSoC CY8C299466-24PXIの順
 VDD→28p(VDD)
 GND→14P(GND)
 XRES→19P(XRES)
 SCLK→13P(P1_1)
 SDATA→15P(P1_0)
この順に付属のブレッドボードとワイヤを使って接続を行い、PSoC Programmerを動作させると書き込みができます。

チュートリアルは本26ページの回路図のように、付属のブレッドボードとワイヤ、抵抗、LEDを使ってつないでやります。ミニプログラマーから電源を取るので、プログラム書き込みの際に配線したVDD及びGNDは接続すること(XRES/SCLK/SDATAは不要ですので、外しても構いません)。

PSoc Programmerの[Toggle Device Power]ボタンをクリックしてやると、LEDが点滅し出します。これで、おしまいというわけ。

このキットは、本を読んだだけでは理解ができない性質のものです。全く何も分からないド素人さんには不向きなものと言えましょう。

ただ、PSoc及び開発ツールはよくできていると思います。使いこなせれば、色々な用途のLSIとして使えるなぁと。FPGAと違い、アナログも扱えるのは面白いですね。PWMとBPFのユーザーモジュールを使えば、2トーン発振器を1チップで実現できますしね。

これからは、PSoCでも遊んでみましょうかね。

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