Windows7 32ビット版を使って、RaspberryPi2用Windows10 Iot core Insider previewのSDカードを作ってみた
- 2015.06.07
- Raspberrypi 自作&ガジェット

タイトルの通り、「Windows7 32ビット版を使って、RaspberryPi2用Windows10 Iot core Insider previewのSDカードを作ってみた」
やったぜ!
…というよりは、先人の知恵により助けられた感が強い。
RaspberryPi2用Windows10 Iot core Insider previewというのは、IMGなどといったイメージファイルの形式では配布されておらず、Windows10でないと作業ができないのだ。
ネット情報によれば、Windows8でもできるらしいのだが、おいらはうまくいかなかった。
今配布されているWindows10ってのはあくまで試作品。いずれ使えなくなってしまうもの(はず)。
それに、慣れているWindows7から新しいOSに移行となるとアプリのセッティングもしなければならないし、面倒この上ない。
で、別の方法がないかとネットを探すこと探すこと。
あった!
PythonでFFU形式からIMGファイルを生成するアプリを開発したありがたい外人さんtoxoさまがいらっしゃった!
それがこちら。
日本語ブログでこの方法を書いているのは、きのぴぃブログが初ではないか?
このアプリのいい所は、Pythonが動くOSであれば何でもOK。
つまり、Pythonを使えるようにしてあれば、Windowsをはじめ、Mac、Linux何でもござれということなのだ。
(MacやLinuxでは試していないので念のため。RaspberryPiでも試していないけれど、パワー不足だと思うのでやらない方が得策だと思う。だって、CPUがi3のものですら、時間が掛かるのだもの)
こいつを使うと、Pythonでニュルニュルなのだ(;^o^A
(ちなみにパイソンって言語、ニシキヘビから名前を取ったらしいね)。
Pythonの2.7か3.4ならOKとのこと(おいらは、Python2.7を使用)。
ご参考までに、うまくいかないけれどどうしたらいい?と言っていた人と作者のやりとり。
参考になりますっ!
コマンドプロンプトなどのターミナルを使って、パイソンのあるディレクトリから
「python ffu2img.py Flash.FFU RPi.IMG 」というおまじないを。
結構時間がかかるものの、RPi.IMGという名称のファイルが完成。
そいつを、Win32DiskImagerなどのアプリを使って、展開してやれば、美味しい(?)「RaspberryPi2用Windows10 Iot core Insider previewのSDカード」のできあがり!
ち~ん!
パイソンでニュルニュルやってくり。
↓動画作ったので、公開しますねん(ようつべ)。
ちなみに、RasbianなどといったすぐにPCとして遊べるOSを知っている人は、コイツを起動すると、ガッカリすることだろうなぁ。
ディスプレイを繋いで、起動しても、面白くもないんだもの…。
そのままでは、マウスしか反応しないし。
まぁ、組み込みOSってことなら、こんなそっけないものでいいんだろうなぁ。ぼそっ。