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本を出版しているからといって信用できるとは限らない

株投資を始め、信用取引で苦汁を味わったある時、本屋でとある本を見つけた。

で、その本によれば、イーバンク銀行と分かるような記述があり、「上場すれば倍以上の値段になる」銘柄で、本の読者に限り、そこの未公開株を譲るので、興味のある人は連絡を…といった内容が書かれていたのだ。この本の著者は、いくつも株関係の本を出しているので、信用できるのでは…と思ったのだ。

「これはっ!」と思い、その筆者にお手紙を送ると、返信があり、やはり、イーバンク銀行のことだったのだけれど、うさん臭かったので、おいらは購入しなかった。

返信があった何か月か後にイーバンク銀行は買収された。そのイーバンク銀行を買収したのは、楽天。つまり、イーバンク銀行とは、現在の楽天銀行だったのだ(おいらもイーバンク時代から口座を持っていたけれど)。騙されなくてよかったよ。(;^o^A

イーバンク銀行においては、どうやら未公開株詐欺なんて言うのも多発しており、実際に本物を売っていても価値は何分の一だったなんていう事例もあったそう(こちらを参照)。世の中、美味しい話には裏があるということで。

で、その後、まじまじと本を読み返すと、本にあるデータは、書いてある内容と全く違うし、ペテン師もいい所だな…。

「本を出版しているからといって信用できるとは限らない」ということで。

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