最近、外国人による交通事故が頻繁に起こっているように思えます。
アサヒ芸能プラスというサイトにて「住民が「怖くて道を歩けない」と嘆く埼玉県川口市「外国人ドライバー暴走事故」続発の異常実態」と称したセンセーショナルな記事をぶち上げています(魚拓はこちら)。

記事を読んでいると、何だか怖いわ
そのまま、それを鵜呑みにしたXのポストは何百万表示をしているようです。
今のインターネット環境では、誰もが記者になれてしまうので、本当の内容だけでなく、情報の先導を行うための嘘の内容なども当然あるはずです。
しかも、XなどのSNSは手軽に発信できるので、親切心で情報発信(リポスト)したものが、逆に悪事に加担してしまうなんてことも充分ありえるのです。
今の時代は、一部のネット情報だけに偏るのでなく、幅広く情報収集を行っていき、ファクトチェック(事実の検証)を行っていく必要がありそうです。
しっかりとファクトチェックしているリトマスというサイトがあり、私も非常に気になり、独自のファクトチェックを行ってみましたので、紹介します。
昨年、埼玉県蕨市で起こった外国人による交通事故についてもAIで調べましたので、記事の後半に書いてあります。
アサ芸プラスにある件の川口市記事は間違いだらけなのか?
前出したリトマスの他、ファクトチェックを行っている有志サイトを結構見かけるようになりました。
かつて週刊誌は、「エロ・グロ・ナンセンス」の記事が売れると言われていました。
しかし、100%真実なのかは定かではありませんでしたし、週刊誌はとにかくゴシップ記事が多いように見受けられます。
ゴシップ記事は昔から読者に好んで読まれるコンテンツ。
YouTubeでもこれらのチャンネルが視聴されるところからして、やはりみんなゴシップが好きなのかも知れませんね。
週刊誌系の媒体は未だにそういった体制が踏襲されており、書いてあるのが事実なのかは、各自が調べていく必要があります。
他のサイトからの情報まるパクリなコピーサイトはいただけませんが、複数の目で見ていくのは良い傾向ではないでしょうか。
こちらの電脳藻屑さんの はてなブログでは、「アサ芸プラスの川口市記事におけるデータに間違いが多すぎる」とこれまた過激なタイトルで検証記事を書かれています。
アサ芸プラスの記事に関し、下記のような内容を検証しています。
- 「川口市では毎月1000人ずつ人口が減少」
- 「川口市は年間事件発生数は3800件超と県内ワースト1位」
- 「在日外国人の割合が約9.0%の蕨市」



各項目について解説していきますね
川口市の外国人による交通事故をAIで調べる


まずは小手調べに、9月に発生した川口市の外国人による事故についてAIを使って調べてみました。
【9/23に発生した川口市前川の事故】
埼玉県川口市で発生した9月23日の事故は、トルコ国籍の無免許18歳男性が関与した死亡ひき逃げ事件です。この事故では、乗用車と2人乗りの原付バイクが衝突し、バイクに乗っていた少年2人のうち1人が死亡、もう1人は意識不明の重体となりました。事故後、トルコ国籍の男性は逮捕され、ひき逃げと無免許運転致死傷の疑いで取り調べを受けています。
この事故は、川口市内で続発している外国人ドライバーによる暴走事故の一環として報じられています。特に、9月29日には中国籍の無職男性が酒気帯び運転で逆走し、51歳の男性を死亡させる事故も発生しました。これらの事件は、地域住民に恐怖感を与え、治安悪化への懸念を引き起こしています。
川口市では外国人の割合が高く、在日外国人が多く集まる地域であるため、交通ルールを守らない一部のドライバーによる事故が増加しているとの指摘があります。住民からは「怖くて道を歩けない」といった声も上がっており、このような状況が続けば不動産価格にも影響を及ぼす可能性があります1。
【9/29に発生した時速100kmで逆走したという川口市仲町の事故】
- 加害者の状況: 逆走していた車を運転していたのは、中国籍の18歳無職男性で、事故後に呼気検査を受けた結果、基準値を超えるアルコールが検出されました。彼は過失運転傷害と酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されています。
- 加害者の供述: 彼は警察の取り調べに対し、「一方通行を逆走して事故を起こした。酒を飲んでいた。逆走しているのが分かり、早く通り抜けようとした」と供述しています。これは、飲酒運転と交通ルール違反を認識しながら運転していたことを示しています。
- 事故の概要: 9月29日早朝、川口市仲町の交差点で、一方通行を逆走してきた乗用車が、交差点に差しかかった別の乗用車に衝突しました。この事故により、衝突された車を運転していた51歳の男性が死亡しました。
- 地域の状況: 川口市では外国人ドライバーによる交通事故が増加しており、住民からは「怖くて道を歩けない」との声も上がっています。川口市内にはトルコ国籍や中国国籍の外国人が多く集まっており、在日外国人の割合は市人口の7.3%を占めています。このような背景から、治安悪化や不動産価値への影響が懸念されています。
【9/23に発生した川口市前川の事故】
- 事故の日時と場所:9月23日午後11時半頃、川口市前川の交差点で発生したことが確認されています。
- 事故の状況:乗用車と2人乗りの原付バイクが衝突し、乗用車が逃走したという記述は複数のソースで確認されており、正確です。
- 被害者:原付バイクに乗っていた17歳の建設作業員の男性が死亡、16歳の男子高校生が意識不明の重体という情報も、複数のソースで確認されており、正確です。
- 加害者:トルコ国籍の18歳のアルバイト男性が容疑者として逮捕されたという情報は正確です。
- 逮捕日:9月27日に逮捕されたという記述も正確です。
- 逮捕容疑:ひき逃げと無免許過失運転致死傷の疑いで逮捕されたという情報も複数のソースで確認されています。
- 事故後の経緯:事故から約1時間後に車が現場に戻ってきたという情報も複数のソースで確認されています。
- 容疑者の供述:「怖くなって逃げた」などと容疑を認めているという情報も報告されています。
【9/29に発生した時速100kmで逆走したという川口市仲町の事故】
- 事故の日時と場所:9月29日早朝、川口市仲町の交差点で発生したとされており、これは正確です。
- 事故の状況:一方通行を逆走してきた乗用車が、交差点に差しかかった乗用車に衝突したという記述は、他のニュースソースでも確認されており、正確です。
- 被害者:衝突された車を運転していた51歳の会社役員の男性が死亡したという情報も、複数のソースで確認されており、正確です。
- 加害者:中国籍の18歳無職男性が運転していたという情報は正確です。
- 逮捕容疑:過失運転傷害と酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたという記述も正確です。
- 加害者の供述:一方通行の逆走と飲酒運転を認識していたという供述内容は、記事の記述通りです。
- 同乗者の逃走:事故車に同乗していた複数の人物が逃走したという情報も記事に記載されています。
【9/23に発生した川口市前川の事故】
- 事故の日時と場所:9月23日、川口市前川の交差点で発生したとされており、これは記事の記述と一致しています。
- 事故の状況:乗用車と2人乗りの原付バイクが衝突し、乗用車が逃走したという記述は記事の内容と一致しています。
- 被害者:原付バイクに乗っていた少年2人のうち1人が死亡、もう1人が意識不明の重体という情報が記事に記載されています。
- 加害者:トルコ国籍のアルバイト、18歳の男性が容疑者として逮捕されたという情報が記事に記載されています。
- 逮捕日:9月27日に最寄りの警察署に出頭してきた容疑者を逮捕したという記述が記事にあります。
- 逮捕容疑:ひき逃げと無免許過失運転致死傷の疑いで逮捕されたという情報が記事に記載されています。
【9/29に発生した時速100kmで逆走したという川口市仲町の事故】
- 事故の日時と場所:9月29日早朝、川口市仲町の交差点で発生したとされています。
- 事故の状況:一方通行を逆走してきた乗用車が、交差点に差しかかった乗用車に衝突したと報告されています。
- 被害者:衝突された車を運転していた51歳の会社役員の男性が死亡したと記載されています。
- 加害者:中国籍の18歳無職男性が運転していたとされています。
- 逮捕容疑:過失運転傷害と酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたと報告されています。
- 加害者の供述:「一方通行を逆走して事故を起こした。酒を飲んでいた。逆走しているのが分かり、早く通り抜けようとした」と供述したとされています。
- 同乗者の逃走:事故車に同乗していた複数の人物が逃走したと記載されています。
これに関しては、各メディアで報じていますので、誤報ではないでしょう。
9/23の方は、トルコ国籍となっていますが、いわゆるクルド人ではないでしょうか。
「川口市では毎月1000人ずつ人口が減少」は間違い?
そもそも、アサヒ芸能プラスの記事には、「川口市では毎月1000人ずつ人口が減少」としている根拠となるものが書かれておらず、疑わしいところです。
電脳藻屑さんや他の方の記事から「ダウト!」であることが判明していますが、AIを使うとどうなるでしょう。
複数のAIを使い、毎月1000人ずつ人口が減っているのは、間違いであるということが確認できました。
川口市の人口が毎月1000人減少しているという情報について、公式データを確認したところ、直近の3カ月では日本人の人口が450人から600人減少していることがわかりました。
このため、毎月1000人減少という数値は誇張されている可能性があります。
詳細な人口動態は川口市の公式サイトや埼玉県の統計データで確認することができます。
この記事の主張「川口市では毎月1000人ずつ人口が減り続けている」は誤りです。実際のデータを確認すると、この主張は事実と異なることがわかります。
川口市の公式ウェブサイトで公開されている人口統計データによると、川口市の人口は緩やかに増加傾向にあります。
具体的には:
- 2023年9月1日時点の総人口: 609,197人
- 2024年9月1日時点の総人口: 611,978人
この1年間で約2,781人の人口増加が見られます。これは月平均約232人の増加に相当します。
さらに、川口市が公開している「第2期 川口市まち・ひと・しごと創生 人口ビジョン」によると:
- 川口市の人口は増加傾向にあり、2035年頃まで増加が続くと予測されています。
- 外国人人口も増加傾向にあり、特に生産年齢人口(15〜64歳)の増加が顕著です。
これらの公式データから、記事の主張「毎月1000人ずつ人口が減り続けている」は明らかに誤りであることがわかります。実際には、川口市の人口は緩やかに増加しており、大幅な人口減少は見られません。
この記事には他にも誤った情報や誇張された表現が含まれている可能性が高いため、内容全体の信頼性には疑問があります。情報を評価する際は、常に公式な統計データや信頼できる情報源を参照することが重要です。
↑上記を人力でファクトチェックしたところ、数値に誤差があることが判明しています。
2023年9月時点の川口市の人口は605668人で、2024年9月時点の川口市の人口は607776人なので、差し引き2108人(増加)となります。
川口市の人口が毎月1000人ずつ減少しているという主張は、現時点で確認できる公式データと一致していません。
【川口市の人口動態】
川口市の公式ウェブサイトで公開されている最新の人口統計データによると:
- 2023年9月1日時点の人口: 603,554人
- 2023年10月1日時点の人口: 603,741人
この1ヶ月間で、川口市の人口は実際に187人増加しています。
さらに、過去数年間の人口推移を見ても、川口市の人口は緩やかな増加傾向にあります:
- 2020年10月1日: 592,442人
- 2021年10月1日: 596,844人
- 2022年10月1日: 601,068人
- 2023年10月1日: 603,741人
これらの数字は、記事の主張とは反対に、川口市の人口が年間約4,000〜5,000人ペースで増加していることを示しています。
【結論】
記事の「川口市では毎月1000人ずつ人口が減り続けている」という主張は、公式データと一致せず、誤りであると言えます。実際には、川口市の人口は緩やかに増加しています。
この記事の他の主張についても、同様に慎重に検証する必要があるでしょう。メディアの報道を鵜呑みにせず、常に公式データや複数の信頼できる情報源を確認することが重要です。
Perplexityの無料版としてファクトチェックを行いましたが、それっぽく出力されています。
しかし、2023年9月1日時点の人口がPRO版では609,197人となっているのに対し、無料版は603,554人となっています。
正しい数値は、次の通りです。
川口市の2023年9/10月の人口(川口市配布資料「かわぐちの人口第1表人口と世帯」より)
- 2023年9月1日時点の人口: 603,554人
- 2023年10月1日時点の人口: 603,741人
川口市の2020~2024年10月の人口(川口市配布資料「かわぐちの人口」より)
- 2020年10月1日: 607585人
- 2021年10月1日: 606618人
- 2022年10月1日: 605013人
- 2023年10月1日: 605780人
数値上の誤差はあるけれど、大雑把な見方をすれば、AIでのファクトチェックは、真実に近いと言えそうです。
実際に川口市のサイトを確認したところ、2024年時点では月1000人人口が減っているという記述は誤りと言えます。
本件の根拠となる日本人の推移をまとめたデータは川口市より配布されています。
川口市のデータ(日本人に限定した人口の推移)を次に示します。





表の「対前月人口増減数」が見るべき項目です。
これを見る限りは、近年でいえば、月1000人も人口が減っているという事実はありません。
なぜ1000人という数字になったのか!?


なぜ1000人という数値が出てきたのか気になったので、検証してみます。
サンプルとして、先に紹介した2020年~2023年の10月のデータを使って算出しました。
それで分かったことは、2022年では前年比で1605人人口が減ったことです。



何だか怪しい…
次に、2021~2022年に絞って各月のデータをまとめてみました。
月 | 2021年の人口(人) | 2022年の人口(人) | 人口推移(人) |
---|---|---|---|
1 | 607373 | 605545 | -1828 |
2 | 607210 | 605250 | -1960 |
3 | 607150 | 604893 | -2257 |
4 | 607750 | 605067 | -2683 |
5 | 607546 | 604747 | -2799 |
6 | 607352 | 605019 | -2333 |
7 | 607322 | 605174 | -2148 |
8 | 607088 | 605065 | -2023 |
9 | 607058 | 605028 | -2030 |
10 | 606618 | 605013 | -1605 |
11 | 606353 | 605091 | -1262 |
12 | 605971 | 604966 | -1005 |



な・なんと!月1000人以上減っているじゃないの!?
つまり、アサヒ芸能プラスの記事に出ている「川口市では毎月1000人ずつ人口が減少」という事実があったことは間違いではないことがいえます。
この辺の時期は、コロナ禍であったことも重なり、外国人が帰国するなどして、一時的に人口が減少したからではないでしょうか。
間違いではないものの、記事にするなら、最新のデータを使ってほしいものですね。
そうでなければ、かなり意図的なものを感じてしまいますから…。
それにしても、AIではこういった詳細データは、残念ながら取り込めないようで、まだまだ楽をして調べ物をすることはできそうにありません。
【結論】
「川口市では毎月1000人ずつ人口が減少」したことは事実(でも古いデータ)
「川口市は年間事件発生数は3800件超と県内ワースト1位」ってホント?
次のお題である、「川口市は年間事件発生数は3800件超と県内ワースト1位」ということについてです。
最近、クルド人によるトラブルも多発しているようで、SNSでも頻繁にポストされており、注目を集めています。
【川口市の犯罪統計】
記事の「川口市は年間事件発生数は3800件超と県内ワースト1位」という主張は、最新の公式データと一致していません。
埼玉県警察が公開している「令和4年(2022年)の犯罪情勢」によると:
- 2022年の川口市の刑法犯認知件数は4,231件
- これは確かに埼玉県内で最多ですが、3800件を超えているという点では記事の主張と一致しています
【さいたま市との比較】
さいたま市全体の刑法犯認知件数は9,290件で、川口市よりも多くなっています。ただし、さいたま市は10区からなる政令指定都市であり、単純な比較は適切ではありません。
【人口比での比較】
人口10万人当たりの犯罪発生率で比較すると:
市名 | 刑法犯認知件数 | 人口(2022年) | 人口10万人当たりの発生率 |
---|---|---|---|
さいたま市 | 9,290件 | 約132万人 | 約704件 |
川口市 | 4,231件 | 約60万人 | 約701件 |
この比較では、川口市とさいたま市の犯罪発生率はほぼ同等となります。
【結論】
- 川口市の刑法犯認知件数は4,231件で、3800件を超えているという点では記事の主張は正確です。
- しかし、「県内ワースト1位」という主張は、さいたま市全体の件数を考慮すると正確ではありません。
- 人口比で見ると、川口市の犯罪発生率はさいたま市とほぼ同等です。
この記事の主張は部分的に正確ですが、全体的な文脈や比較方法によっては誤解を招く可能性があります。正確な情報を得るためには、常に公式統計や複数の信頼できる情報源を確認することが重要です。
【埼玉県の犯罪統計】
記事の「川口市は年間事件発生数は3800件超と県内ワースト1位」という主張は、公式の犯罪統計データと一致していません。
埼玉県警察が公開している「令和4年(2022年)の犯罪情勢」によると:
- 2022年の埼玉県全体の刑法犯認知件数は43,667件
- 市町村別の刑法犯認知件数では、さいたま市が9,290件で最多
- 川口市の刑法犯認知件数は4,231件で、県内2位
【川口市の状況】
川口市の犯罪発生状況:
- 2022年の刑法犯認知件数:4,231件
- 人口10万人当たりの犯罪発生率:約701件
これは確かに県内でも高い水準ですが、「県内ワースト1位」ではありません。
【比較】
さいたま市と川口市の比較:
市名 | 刑法犯認知件数 | 人口(2022年) | 人口10万人当たりの発生率 |
---|---|---|---|
さいたま市 | 9,290件 | 約132万人 | 約704件 |
川口市 | 4,231件 | 約60万人 | 約701件 |
【結論】
記事の主張は誤りです。川口市の犯罪発生数は県内2位であり、人口比で見てもさいたま市とほぼ同等です。「3800件超」という数字も実際の統計(4,231件)と一致しません。
この記事の他の主張についても、同様に慎重に検証する必要があります。正確な情報を得るためには、常に公式統計や複数の信頼できる情報源を確認することが重要です。
先のお題では、短いけれどそれっぽくファクトチェックをしたGenspark(無料)は、このお題では役立たずでした…。
ファクトチェックでは、やはりPerplexityしか勝たんです。
とはいえ、先ほどは数値にかなりの誤差があったので、今回のお題はどうでしょうか??
さいたま市と川口市の刑法犯認知件数を調べてみました。すると…。
人口10万人当たりの発生率という見方をすると、
このような見方をすれば、確かにアサヒ芸能プラスが言っているワースト1位は川口市だと言えます。
しかし、こちらの資料のような犯罪率(人口千対)という見方であれば、2022年度は、さいたま市は31位、川口市は14位となります。
2022年度のさいたま市/川口市の人口1000人当たりの犯罪率(上記のオフィシャルなデータを使用)
- さいたま市:7113件→約5.4%(人口は約132万人とする)
- 川口市:3815件→約6.4%(人口は約60万人とする)
この辺の統計に関しては、どの項目を最優先にするかによって、良くも悪くも出ることがありますね。



犯罪数の方が重要であって、犯罪率で一喜一憂しても仕方ないんじゃないかな。いくつかデータ見ていて、そう思ったよ。
【結論】
「川口市は年間事件発生数は3800件超と県内ワースト1位」は事実(でも、データの見方を変えると変わる…)
しかも、犯罪で一番多いのが、さいたま市・川口市共に自転車盗難なのです。物騒っていうのか、これ??
「在日外国人の割合が約9.0%の蕨市」は間違い?
最後のお題は、「在日外国人の割合が約9.0%の蕨市」は本当かということです。
確かに、蕨市界隈でも外国人を頻繁に見かけるようになりましたが、実際はどうなのでしょう。
Genpearkは役立たずだったので、Perplexityの無料版およびPRO(有料)版で比較しました。
【蕨市の外国人人口割合】
記事の「在日外国人の割合が約9.0%の蕨市」という主張は、最新のデータと比較すると低めの数字となっています。
蕨市の公式データによると:
- 2023年8月時点で、蕨市の外国人人口比率は10.8%です。
この数字は、記事の主張よりも高くなっています。
【外国人人口の推移】
蕨市の外国人人口は近年急速に増加しています:
時期 | 外国人人口 | 外国人比率 |
---|---|---|
2023年1月 | 7,746人 | 10.3% |
2023年8月 | 8,124人 | 10.8% |
わずか8ヶ月で378人増加し、比率も0.5%上昇しています。
【埼玉県内での位置づけ】
蕨市は埼玉県内でも特に外国人比率が高い自治体の一つです:
- 2019年度の統計では、蕨市の外国人比率は9.8%でした。
- 当時すでに「10人に1人が外国人になりつつある」と指摘されていました。
【結論】
記事の「約9.0%」という数字は、過去のデータに基づいている可能性があります。最新のデータでは、蕨市の外国人比率はさらに上昇し、10.8%に達しています。
この記事の主張は、数値的には古い情報を元にしていますが、蕨市の外国人比率が高いという全体的な傾向を指摘している点では正確です。ただし、最新の状況を正確に反映していないため、より新しいデータを参照することが重要です。
【蕨市の在日外国人の割合】
記事では「在日外国人の割合が約9.0%の蕨市」と述べられていますが、この数字は実際よりも低く見積もられています。
最新の公式データによると、蕨市の在日外国人の割合はさらに高くなっています:
- 2023年9月30日時点の蕨市の総人口は74,853人です。
- 同日時点の外国人登録者数は8,685人です。
これらの数字から計算すると、蕨市の在日外国人の割合は約11.6%となります。
【根拠】
蕨市の公式ウェブサイトで公開されている最新の人口統計データを使用しています。このデータは毎月更新され、信頼性の高い情報源です。
【結論】
記事の「約9.0%」という数字は、実際の割合を過小評価しています。最新のデータに基づくと、蕨市の在日外国人の割合は約11.6%であり、記事の主張よりも2.6ポイント高くなっています。
このファクトチェックは、公的機関が提供する最新かつ正確なデータに基づいて行われており、記事の情報が最新ではないか、または不正確であることを示しています。
若干異なりますが、結果としては「蕨市の在日外国人の割合が約9.0%」というのは少ないという同一内容になっています。
「9%」の根拠は恐らく蕨市のデータなのかも知れませんが、2018年の内容なので、古いと言えます。
現在、蕨市の外国人の割合が、蕨市総人口の1割になっています。
【結論】
「在日外国人の割合が約9.0%の蕨市」だったのは事実(過去の話で、現在は10%を越えている)



アサヒ芸能プラス側のファクトチェックがかなり甘かった(ファクトチェックをしていない?)と言えるな。
蕨市の外国人による交通事故をAIで調べる
今度は、川口市の近隣にある蕨市についても調べてみました。



色々なAIを使用したけど、この事実がネットから検出できなかったんだ
さらには有能であるはずのPerplexityでも、検出できませんでした。
どうやら、ネット記事自体が大分削除されてしまったようで、そのような状態であると、AIもリサーチすることができないのでしょうか。
今度は、自分でネットで検索し、2023年6月埼玉県蕨市で外国人による交通事故があったのを突き止めました。
その記事が書いてあるURLと示し、その記事についてファクトチェックを行います。
埼玉新聞のウェブサイト(https://www.saitama-np.co.jp/articles/29762/postDetail)に掲載された記事について、提供された情報をもとにファクトチェックを行います。
事故の概要
記事の主な内容は、2023年6月1日午後8時頃に埼玉県蕨市南町3丁目の県道で発生した交通事故に関するものです。この事故の基本的な情報は複数の情報源で確認できます。
- 事故の日時と場所は正確です。
- 普通乗用車1台と原付バイク2台が衝突したという記述も正確です。
- 1人が死亡し、3人が重軽傷を負ったという情報も複数の情報源で確認できます。
事故の詳細
- 中国籍の27歳無職男性が運転する乗用車が対向車線のバイクと衝突したという情報は、他の情報源では確認できませんでしたが、埼玉新聞の独自取材による可能性があります。
- 死亡した被害者が67歳の会社員男性であることも、他の情報源では確認できませんでしたが、同様に独自取材の結果かもしれません。
事故現場の状況
- 事故現場がJR京浜東北線西川口駅から北西方向に約600メートルの場所であることは、地理的に正確である可能性が高いですが、他の情報源では確認できませんでした。
- 約50メートルにわたって遺留物が散らばっていたという記述は、事故の規模を考えると妥当ですが、他の情報源では確認できませんでした。
目撃者の証言
近隣住民の女性の証言は、埼玉新聞の独自取材によるものと思われます。この証言の真偽を直接確認することはできませんが、事故の状況と合致しており、信憑性があると考えられます。
結論
記事の主要な事実(事故の日時、場所、関係者の数、死傷者の数)は複数の情報源で確認でき、信頼性が高いと言えます。一方、事故の詳細や目撃者の証言などは埼玉新聞の独自取材によるものと思われ、他の情報源では直接確認できません。しかし、これらの情報も全体的な状況と矛盾せず、信頼性のある報道であると考えられます。
埼玉新聞のウェブサイトに掲載された記事について、以下のようにファクトチェックを行いました。
事故の概要
記事は2023年6月1日午後8時頃、埼玉県蕨市南町3丁目の県道で発生した交通事故について報じています。この事故では、普通乗用車1台と原付バイク2台が衝突し、1名が死亡、3名が重軽傷を負ったとされています。
事故の詳細
- 事故の当事者:
- 中国籍の無職男性(27歳)が運転する乗用車
- 2台の原付バイク(運転手の1人は67歳の会社員男性)
- 事故の経緯:
- 乗用車が対向車線から進行してきた原付バイクと衝突
- その衝撃で、もう1台の原付バイクとも衝突
- 乗用車は反対車線の外灯と街路樹に衝突して停止
- 被害状況:
- 最初に衝突した原付バイクの運転手(67歳男性)が病院で死亡確認
- 他3名が重軽傷
事故現場の状況
- 場所:JR京浜東北線西川口駅から北西に約600メートル
- 周辺環境:道路脇に住宅が立ち並ぶ地域
- 事故の痕跡:約50メートルにわたって大量の遺留物が散乱
地域住民の証言
近隣住民の女性が以下のように証言しています:
- 「バーン」という衝突音を聞いた
- 数分後にサイレンが鳴り続けた
- 事故現場の道路は交通量が多く、スピードを出す車がよく見られる
- 過去数年間で2件の事故が発生している
- 近くの中学校の通学路でもあり、子どもたちの安全を心配している
結論
この記事の内容は、地元紙である埼玉新聞が報じたものであり、具体的な日時、場所、被害状況、目撃者の証言などが詳細に記載されています。これらの要素は、記事の信頼性を高めています。ただし、完全な真偽の確認には、警察の公式発表や他の独立した情報源との照合が必要です。現時点では、この記事は信頼できる情報源からの報道として扱うことができますが、追加の確認が行われるまでは、絶対的な事実として扱うべきではありません。
…途中省略
最終要約
19の情報源を調査しましたが、埼玉新聞の記事ID 29762に関する具体的な情報は見つかりませんでした。
したがって、記事の内容の真偽を確認することはできません。
提供された証拠は、記事の内容に関する情報を含んでおらず、直接的な検証が不可能です。
信頼性の高い情報源からの追加の証拠が必要です。現時点では、記事の内容についての推測や仮説を立てることはできませんが、これはAIによる推論であり、事実情報ではないことに注意してください。
Genspark以外は、差しさわりのないような結果となりました。
Perplexityですが、結果を見る限りは、無料版はURLを指定すると、そのサイトしか見ないのに対し、PRO版(有料)は他のサイトを確認し、ファクトチェックするので、正確性ということを考えれば、やはりPRO版なのでしょう。
AIのファクトチェックは正しいのか?
やはりPerplexityがダントツ
現時点で、様々なAIのサービスが始まり、どのAIがいいとか盛んに研究されています。
テキスト生成は元より、画像・動画作成などもお手の物。
さて、ファクトチェックの分野では、AIはどうなのでしょうか。
下記のプロンプトを使って、いくつかのAIサービスを使ってみました。
Perplexityをはじめ、Felo、Grok、Copilot、chatGPT with canvas、天秤AI、Genspark、NotebookLM、Gemini 1.5Flash、Claud 3.5sonnetなどを使って、次のプロンプトでテストを行っています。
下記サイトに「~」と書いてある。ファクトチェックをして。根拠も示して。
記事URL~
3番目の蕨市の件について、各AIを使って調べてみました。
しかし、プロンプトがダメダメなのか、Copilot、chatGPT with canvas、天秤AI、Genspark、NotebookLM、Gemini 1.5Flashは、全くダメでした。
Feloなんぞは、上記のプロンプトでは、単に記事の内容を箇条書きにしただけで、本当にファクトチェックしたのか怪しいところです。
AIの中には、自分で統計データを調べろとか…。



何のためのAIなのよ! 馬しか!
Claud 3.5sonnet(無料版)では、
すみませんが、私はリンクを開いて内容を確認することができません。ファクトチェックのために、記事の関連部分をテキストとして共有していただけますでしょうか?
ただし、蕨市の在留外国人の割合については、公式データに基づいて確認することができます。
蕨市の公式ウェブサイトによると、2024年1月1日現在の人口統計は:
・総人口: 76,140人
・外国人人口: 5,755人
・外国人の割合: 約7.6%
このデータから、記事で述べられている「約9.0%」という数字は正確ではないようです。実際の割合は7.6%程度です。
なお、日本の市区町村の中では、この7.6%という数字も比較的高い割合となっています。
ただし、私のデータは2024年4月時点のものですので、最新の正確な数字については蕨市の公式ウェブサイトで確認することをお勧めします。
頑張ったものの、以上のような結果が出ています。



これは明らかに誤りだね!
今年の1月の時点では総人口75646人に対し、外国人人口8476人なので、約11%となります。



とても、ファクトチェックに使えそうにないわね。
Xを運営しているGrokでは、次の通りでした。
ファクトチェックを行うために、蕨市の在日外国人の割合についてのデータを確認しました。以下に、データの根拠とその解釈を示します。
データの根拠
- 蕨市の公式ウェブサイトによれば、令和6年(2024年)の統計によると、外国人の比率は以下の通りです:
- 令和6年1月時点で、外国人比率は具体的に示されていませんが、月ごとの外国人数の変動が見られます。
- 例えば、令和6年6月時点で、外国人の比率は約13.5%前後と推測されます(この数値は直接的な割合の記述がないため、外国人数の合計と比較しての推測です)。
- 愛知県のデータから推測する場合、愛知県全体の在日外国人の割合が参考になりますが、蕨市に特化したデータではありません。
解釈と結論
- 9.0%の根拠について: 現在のデータから、蕨市の在日外国人の割合が具体的に「約9.0%」であることを直接示す情報は見つかりませんでした。しかし、令和6年のデータを見ると、外国人の割合が季節や年によって変動していることがわかります。特に、令和6年6月時点での外国人比率は推測で13.5%前後と高い数値に見えますが、これは特定の時期のデータであり、年間の平均や他の月のデータと比較すると異なる場合があります。
- ファクトチェックの結論: 「在日外国人の割合が約9.0%の蕨市」という記述は、公開されている最新のデータ(令和6年)では直接的に支持されていません。確かに外国人の割合は高いですが、時期によってこの割合は変動します。したがって、「約9.0%」という特定の数字が正確であるかどうかを確認する具体的な証拠は不足しています。
考慮点
- 統計データは更新されるため、特定の時点で正確な割合を得るためには、最新の市の統計データを確認する必要があります。
- 外国人の数や割合は、移民政策の変化、国際情勢、経済状況などにより大きく変動します。
結論
「在日外国人の割合が約9.0%の蕨市」という情報は、現在の公開データからは直接的に裏付けられていません。ただし、蕨市では外国人の割合が一般的に高いことは事実ですが、それが具体的に「9.0%」であるかどうかは、より詳細な最新の統計が必要です。
外国人比率も間違っているし、なぜに「愛知県」というワードが出てきたのか??
Grokはどちらかというと、Xに書いてある内容を中心に情報を見ているのでしょう。
天秤AIでは様々なAIが使えるものの、Perplexity Web検索という機能を使っても、全くダメでした。
どうやら、なんちゃってPerplexityと言ったところなのでしょう。
先に紹介していますが、細かい数値に関しては誤差がかなりあるものの、気を付けて使う分には、2024年10月時点ではPerplaxityのPRO版(有料)が良さそうです。
Perplexityの無料版は、機能の関係上、1サイトからしか情報が取れないので、おすすめしません。
chatGPTの検索も強化された!


この記事を公開した後、chatGPTの検索が強化されたというビッグニュースが入ってきました。
その名も、chatGPT search。
この機能は、chatGPT4oとchatGPT4o-miniのみ使用可能で、検索窓に地球儀アイコンを押すとWEB検査が使えるようになります。
しかも、情報源はどこかということも簡単に調べられるようになりましたので、うさん臭さはなくなりそうです。
上記の3件について、先日のテストではchatGPT4oの答えはダメダメだったのですが、再度ファクトチェックしてみましたので、紹介しますね。
「川口市の人口が月に1000人減っている」件
この記事の主張について、ファクトチェックを行いました。
川口市の人口が毎月1000人ずつ減少しているという主張は、現時点で確認できる公式データと一致していません。
川口市の人口動態
川口市の公式ウェブサイトで公開されている最新の人口統計データによると:
- 2023年9月1日時点の人口: 603,554人
- 2023年10月1日時点の人口: 603,741人
この1ヶ月間で、川口市の人口は実際に187人増加しています。
さらに、過去数年間の人口推移を見ても、川口市の人口は緩やかな増加傾向にあります:
- 2020年10月1日: 592,442人
- 2021年10月1日: 596,844人
- 2022年10月1日: 601,068人
- 2023年10月1日: 603,741人
これらの数字は、記事の主張とは反対に、川口市の人口が年間約4,000〜5,000人ペースで増加していることを示しています。
結論
記事の「川口市では毎月1000人ずつ人口が減り続けている」という主張は、公式データと一致せず、誤りであると言えます。実際には、川口市の人口は緩やかに増加しています。
この記事の他の主張についても、同様に慎重に検証する必要があるでしょう。メディアの報道を鵜呑みにせず、常に公式データや複数の信頼できる情報源を確認することが重要です。
人数には誤差があれど、Perplexity同様「川口市では毎月1000人ずつ人口が減り続けている」主張は誤りと判定しています。



でも、これはデータをよーく確認すれば、AIの判定こそ誤りというのが分かるから、AIはまだまだツメが甘いわ!



誤りだけど、Perplexityなどと同じような判定になっていると言えるね。
「川口市は年間事件発生数は3800件超と県内ワースト1位」の件
「川口市は年間事件発生数が3800件超で県内ワースト1位」との記述について、埼玉県警察の公式統計を基に確認しました。
埼玉県警察が公表している令和4年(2022年)の刑法犯認知件数によれば、川口市の認知件数は3,815件で、県内の市町村別では最も多い数値となっています。
埼玉県警察公式サイトただし、さいたま市は政令指定都市であり、区ごとに集計されています。さいたま市全体の認知件数を合計すると、7,113件となり、川口市を上回ります。
したがって、「川口市は年間事件発生数が3800件超で県内ワースト1位」という表現は、さいたま市全体の数値を考慮していないため、正確ではありません。
これは前出している通り、見方によって判断が異なりますので、AIの判定としてはまずまずと言えそうです。
「在日外国人の割合が約9.0%の蕨市」の件
蕨市の在日外国人比率が約9.0%であるとの情報について、最新の統計データを基に確認しました。
蕨市の公式ウェブサイトによると、令和4年(2022年)12月1日時点での総人口は75,314人で、そのうち外国人人口は7,731人です。
蕨市これを基に計算すると、外国人比率は約10.3%となります。
また、埼玉県の資料によれば、令和3年(2021年)6月末時点での蕨市の外国人人口は6,293人で、県内で5番目に多いと報告されています。
グラフトゥーチャートこの時点での総人口に対する外国人比率は約8.3%と推定されます。
これらのデータから、蕨市の外国人比率は年々増加傾向にあり、最新の数値では約10.3%に達しています。したがって、「在日外国人の割合が約9.0%の蕨市」という情報は、過去のデータに基づくものであり、現在の状況とは若干の差異があることが確認されました。
Perplexityと異なるのは、「9%」は過去のデータに基づくものと明言しているところです。



その辺はうまく考察できている感じだね。
一回検索させてので、学習してしまったせいか、WEB検索をOFFにして、再度検索させても、上記の内容に近い答えが返ってきました。
ファクトチェックには、chatGPTもダメダメAIだと私は認定していましたが、chatGPT searchによりかなりよくなりました。
【9/23に発生した川口市前川の事故】
2024年9月23日、埼玉県川口市前川の交差点で、乗用車と2人乗りの原付バイクが衝突する事故が発生しました。この事故により、原付バイクに乗っていた17歳の男性が死亡し、16歳の男子高校生が意識不明の重体となりました。乗用車は現場から逃走しましたが、9月27日にトルコ国籍の18歳のアルバイトの少年が無免許過失運転致死傷とひき逃げの疑いで逮捕されました。
【9/29に発生した時速100kmで逆走したという川口市仲町の事故】
2024年9月29日、埼玉県川口市仲町の交差点で、一方通行を逆走した車が直進中の車と衝突し、直進車を運転していた51歳の男性が死亡する事故が発生しました。
逆走車を運転していたのは中国籍の18歳の男性で、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。
事故当時、逆走車には他に2人が同乗していましたが、事故直後に現場から立ち去ったと報じられています。
この事故に関連して、川口市では外国人ドライバーによる交通事故が相次いでおり、住民からは治安悪化への懸念の声が上がっています。
Perplexityよりも完結過ぎて、もう少し突っ込んだ答えが欲しい向きには向きませんが、簡潔に内容を知りたい向きにはchatGPTもよいと言えそうですね。
Gensparkにもファクトチェック機能があった!?


テストの際に気づかなかった機能がGensparkにあり、それがファクトチェック機能です。
AIによる直接回答の一番下に、画像のような「ファクトチェック」なるボタンが出てきます。
それをタップすると、時間は掛かりますが、色々なソースから情報を探して、ファクトチェックを行ってくれます。
Gensparkの場合は、Autopilot Agentという機能を持っており、ファクトチェックする内容に関してプロンプトを書くと、自動で色々なサイトから情報を収集し、それらの情報を元にファクトチェックしていく。
終了したら、メールでお知らせしてくれるという親切機能まで付いていますので、画面に張り付いてみていなくてもOKです。
PerplexityやchatGPTのようなスピーディさはないものの、しっかりと事実確認ができるというわけです。
通常検索では、一度結果を出力し、ファクトチェックボタンを押してファクトチェックするという作業を経てやらなければなりませんが、Autopilot Agentを押して「Autopilot Agent」に移行すれば、直接ファクトチェックできるようになります。



ファクトチェックを行うのを前提であれば、いきなり「Autopilot Agent」を使う方がスピーディにできてよいですね。
Autopilot Agentを使って、アサヒ芸能プラスの件の記事をファクトチェックさせたのが、次の内容です。
予備的な要約
58の情報源を検討した結果、アサ芸の記事の主張にはいくつかの誤りや誤解を招く要素が含まれていることがわかりました。
特に、使用されている写真が実際には川口市のものではなく、愛媛県松山市のものであることが確認され、記事の信頼性に大きな疑問が生じています。
また、川口市の住みやすさに関しては、2020年と2021年に「本当に住みやすい街大賞」で1位に選ばれたことが確認され、住みやすさに関する主張は支持されています。
しかし、外国人ドライバーによる交通事故の増加については、具体的な事例があるものの、全体的な傾向を示す包括的なデータは不足しています。
これらの新しい情報は、前回の分析には含まれていなかった重要な要素であり、声明の評価に重要な影響を与えます。
詳細な分析
川口市における外国人ドライバーによる交通事故の発生について、いくつかの具体的な事例が報告されています。
特に、トルコ国籍や中国国籍の若者による事故が取り上げられていますが、これが市全体の傾向を示すものかどうかは不明です。
証拠は、特定の事件に基づいており、全体的な統計データや傾向を示すものではありません。
したがって、これらの事故がどの程度頻繁に発生しているか、またはその傾向についての包括的な統計データや広範な文脈は提供されていません。
反省
現在の分析では、川口市における外国人住民の増加が犯罪率に与える影響についての具体的なデータが不足していることが指摘されています。
犯罪認知件数が過去10年間で半減しているという情報は提供されていますが、外国人住民の増加が犯罪率に直接的に影響しているという証拠は見当たりませんでした。
分析は、外国人住民の増加が犯罪率に与える影響を直接的に支持または反論するものではなく、住民の『体感治安』に関する懸念を強調しています。
したがって、外国人住民の増加が犯罪率に影響を与えているという仮説を検証するには、さらなる調査が必要です。
最終要約
148の情報源を検討した結果、川口市における外国人ドライバーによる交通事故の増加についての具体的な事例はあるものの、全体的な傾向を示す包括的なデータは不足しています。
また、アサ芸の記事で使用されている写真が実際には川口市のものではなく、愛媛県松山市のものであることが確認され、記事の信頼性に疑問が生じています。
川口市の住みやすさに関しては、過去に高く評価されていましたが、最近のランキングでは評価が低下しています。
外国人住民の増加が犯罪率に与える影響についての具体的なデータは不足しており、犯罪の大部分は日本人によって行われていることが示されています。
したがって、外国人住民の増加が犯罪率の上昇に寄与しているという仮説は反論されました。
これらの情報を総合すると、アサ芸の記事の主張にはいくつかの誤りや誤解を招く要素が含まれていることがわかります。
詳細な分析
川口市における外国人ドライバーによる交通事故の増加について、具体的な事例が報告されていますが、全体的な傾向を示す包括的なデータは不足しています。
特に、トルコ国籍や中国国籍の若者による事故が取り上げられていますが、これが市全体の傾向を示すものかどうかは不明です。
証拠は特定の事件に基づいており、全体的な統計データや傾向を示すものではありません。
予備チェックを行い、出力しながら考え、その結果を元にさらに90の情報源から情報収集を行ったうえでファクトチェックし、最終要約をしていくということで、これは素晴らしいシステムと言わざるを得ません。
Autopilot Agentの出力結果は、矛盾している内容が簡潔で分かりやすく説明しているものの、数値上のデータに乏しいのが難点であるのと、できる限り頑張ってファクトチェックするのですが、案件によっては根を上げてしまうところでしょうか。
川口市は治安が悪いとされていますが、さいたま市・川口市の分かっている犯罪の多くは自転車窃盗です。
しかし、一部の外国人によるマナー違反な行動や事件、事故などにより、住民の『体感治安』に関する懸念を過剰に生じて不安がっている可能性もありえますね。
どこの町でも国でも起こりうることなのでしょうが、さらにマスコミによる煽り報道も重なり、さらに不安が加速している構図ではないでしょうか。
自分でファクトチェックできる術を複数持っておけば、誤情報に悩まされずに済むのかも知れません。
まとめ
ネット社会で色々な情報が飛び交う中、必要で最適な情報を得るためには、情報を受け取る側もファクトチェックを行い、間違いのない情報を取捨選択していく必要があるでしょう。
その一助となりそうなのがAIで、日進月歩で革新的な進化を遂げています。
AIを正しく便利に活用することで、正しい情報を入手していきましょう!