おいらのE46型318iは、前期でありながら一部後期に近いようだ。
前期では、丸いサービス用コネクタがエンジンルームにあるが、後期では、丸いサービス用コネクタがエンジンルームになく、四角いサービス用コネクタが車内にある。
ところがだ。前期でもひねくれ者がいて、2000年以降のE46前期モデルの場合、後期同様、四角いサービス用コネクタが車内にあるのだ。
んじゃぁ、インスペクションリセットとやらがネット情報のように裏技でできるのではないかとトライしてみると、だめだった。が、しかし、何回かやっているとリセットできるようになった。
リセットの方法はというと、
1.左ノブを押しながら、キーSWをACCに回し、メーターパネルに「rESEt」と表示されることを確認し、「rESEt」という文字が点滅するまでノブを押し続ける。
2.点滅したら、ノブを一旦離すと、「OIL INSPECTION 25000km」という表示となり、もう一度ノブを押す。
3.「End SIA」という表示が出たら、キーをOFFに回す。
4.キーをACCに回して、「OIL INSPECTION 25000km」となることを確認。
で、リセットモードは何の拍子にできたのかさっぱり分からない。ネット情報によれば、OIL INSPECTIONがマイナス表示になっていなければダメとあったが、おいらの場合はまだ10100kmもあった。はて…。
左ノブは、TRIPメーターのリセットも兼ねているので、リセットに失敗すると、TRIPメーターがリセットされてしまう。これは何とかして欲しい所。
まぁ、とにもかくにも、リセットツールなるものを使わなくても、OIL INSPECTIONはリセットできることが分かった。
で、BMWにはTESTモードなるモードも存在していた。こちらはすごく簡単にできてしまう。
・左ノブを押しながら、キーSWをON、またはACCに回すと、「tESt」と表示される。
・「tESt」と表示されると同時に「1」という表示になるので、左ノブをすぐに離し、その後左ノブ何回か押すと、数字が動き、21までいったら、次は0、1、…と変化していく(メニューの変更)。
・「tESt」と表示され、左ノブを1秒ほどすると、「1.0」とその後左ノブを何回か押すと、「.0」の所が「.1、.2…」と変化していく(メニューの階層を変更する。メニュー番号によっては変化しない)
このメニューを駆使すると色々な情報が見られるようだ。OBCセッティングのリセット(21番)なるものもあるようだけれど、どの程度までリセットされるのかが不明なのでいじらない方が賢明。
Cluster System Testという面白い物もあるので、紹介する。これはYouTubeでも紹介されていた物。
1.左ノブを押しながら、キーSWをON、またはACCに回すと、「tESt」と表示される。
2.「tESt」と表示されると同時に「1」という表示になるので、左ノブをすぐに離し、「19」になるまで左ノブを連打する。
3.「19」になったら、1秒ほど放置すると、「19.0」となるので、1回左ノブを押す。
4.「l-off」と表示された何秒か後、「l-on」と表示されるので、すかさずキーをOFFに回す(メニューのロック解除。でも、何でl-onで解除なんだろ?)。
5.再度左ノブを押しながら、キーSWをON、またはACCに回す。
6.左ノブをすぐに離し、「2」になるまで左ノブを連打する。
7.「2」になったら、1秒ほど放置すると、「2.0」となるので、1回左ノブを押す。
8.その後何が起こるか…お楽しみ♪(5秒位で終了)
これをBMW E46系の車を持つお友達にすれば、ビックリされること請け合い。(;^o^A
Cluster System Testは単なる表示テストなので(あ、いっちゃった)、他の機能に何ら実害がない。しかし、これで正常に動作できない箇所があればその箇所が故障している可能性が大だ。
この操作をされる場合は、くれぐれも自己責任でね!