この記事を書いた人(きのぴぃ)
部品メーカー広告宣伝記事・電気系の雑誌や無線雑誌の元ライターをやってました。
以前よりガジェット集めをやっており、本業(電子機器メーカー勤務)の知見を活かしたレビューが得意です。
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車弄り大好き!車歴40年近く乗用車を始め、中型バイク、大型バンなどに乗り、今は愛車がミニバン。
純正ナビは簡単に走行中TVが見られない
C26型ミニバンになってからというもの、走行中にTVが見られなくなったのだ。家族から、助手席でもTVが見たいとの要望があり、家族円満のため、一肌脱いだというわけ。
以前までは、純正ナビを使っておらず、カーステメーカーのナビだったので、サイドブレーキの配線をアースに落とすだけでTVなどを走行中に見ることができたのだけれど、今乗っているC26型ミニバンは今時のMOP(メーカーオプション)ナビのため、サイドブレーキの配線をアースに落としていっちょ上がり!ではないようだ。
メーカーはどうも忖度のつもりなのか、初めからサイドブレーキ云々というようにはなっていないようで、話によれば車速パルスと連動させて、サイドブレーキのアース落としではTVなどを走行中に見ることができないようにしているらしい。更にT社の現行車種に搭載されているナビは、GPSとも連動しているとのことで、ますます改造が難しくなってしまっている模様。
TVなどを走行中に見たければ、社外品のナビにという選択肢も残っているのだが、形状が複雑になっており、自動車メーカー専用ナビでなければ搭載すらできないようになってきている。
ちょっとしたことでも、あることないことをネットで叩かれる昨今なので、まぁ、それはそれで仕方がないのかな。
C26型でTVを見られるようにする方法
C26型ミニバンは、まだ改造できるタイプなので救いようがある。
ネットで調べに調べて、ある端子(一説によると、テスト端子らしい)をアースに落とすことでTVなどを走行中に見ることが可能となることを突き止めた。
しかし、その端子というのは、ハーネスにないため、新たに付け足してやらなければならない。
単にリード線をその端子にツッコミお安くあげているというツワモノもいるそうだが、自動車は振動が結構あることから、接触不良になることが充分考えられるので、少々お高いような気もするが、改造キットを使った。
無論、日産が使っているハーネスについている物と同じピンさえ入手できればよいのだが、ただ、ピンだけ入っても正規の圧着工具で圧着しなければ、すぐにスポンとコードが抜けてしまうし、恐らく正規の圧着工具はウン万円はするだろう。
それを考えたら、この改造キットを使うのが利口ではないかと考える。
おいらは、スイッチ付きの値段の高い方を選んだが、今回のMOPナビに関しては、特にスイッチは必要なかった。
スイッチをONにした状態で走り出すと、普段はできない設定を操作することが可能になる。その替わりに、ナビの位置が出発前の位置を示すようになってしまうので、ナビを使って走る際は弊害となってしまうのだ。スイッチが付いていないコードをお勧めしたい。
以下にスイッチなしの製品を紹介しておこう。
\家族円満!C26セレナで走行時もTVを見られるようにしよう!!/
改造した際の動画をまとめたので、ご覧くだされ。
作業がスムーズ!工具も揃えておこう
今回は、それ以外にも、パネル外しやトルクスドライバー(T20)も必要となる。C26型ミニバンは、意外とトルクスビスを多用しているので、車いじりの好きな人は持っていると重宝するかも。
ちなみに、この改造自体は違法性がないものの、
運転手が運転中に操作した場合は、道路交通法違反、または刑事罰を受けることになる
…ので、ご注意を。TVの操作は助手席に座った人にやってもらい、改造はあくまで自己責任でやろう。そこんとこ、ヨロシク。