この記事を書いた人(きのぴぃ/木ノ下陽一)
・電波新聞社 月刊「ラジオの製作」元ライター
・電波新聞社 アマチュア無線受験マニュアル企画記事担当
・マガジンランド 月刊「Let’s HAMing」元ライター
・部品メーカー広告宣伝記事担当
このアーティクルの大元は、2016年に書いたのだけれど、未だ参照してくださっているようでありがたい限り。調べ直したら、情報がかなり古くなっていたので、2023年現在の情報に更新したので、是非参考にしてもらいたい。
以前は、メールを送って、ゲストコードを取得するという方法が多かったが、あまりにも使い勝手が悪く、現在は規約の同意をすることですぐに使用できるようになったケースも多い。
ホテル・旅館でもFree Wi-Fiを設置している所が増えてきたが、セキュリティの関係で、各部屋毎にSSIDが異なることもある。一部は、無料ではなく、有料のケースもあるので、注意!
情報は、コーヒーショップが多めだが、おいらがそれらのショップに行くからという事情なので、ご容赦いただきたい。Free Wi-Fiスポットのタレコミ情報も受け付けているので、是非下記コメント欄でお願いしたい。
無料で使えるAP紹介(ディスカウント)
ディスカウントストアの雄ことドン・キホーテ。SSIDは、DONKI_Free_Wi-Fi。初回は規約の同意をすることになるが、一度行えば、その日は使い放題。
頻繁にドンキで買い物する人は、覚えておこう!
無料で使えるAP紹介(中古店)
中古CD店のゲオや中古衣類店のセカンドストリートのWiFiだ(セカンドストリートは一部店舗の模様)。SSIDは、0000_GEO_2nd_Wi-Fiで、パスワードが必要(店舗内に表示あり)。(2023.8.4 SSIDの誤記を訂正)
一部店舗に設置されている模様。アクセスポイントに繋ぐだけで使える。
SSIDは、FREESPOTで、一部店舗ではwifi_squareも使われているのが確認されている(2023.7.17修正)。
無料で使えるAP紹介(ファミレス&ファーストフード)
ファミレス業界最大のすかいらーくグループ。SSIDは、Wi2_Free_at_[SK.GROUP]で、以前は使いづらかったものの、初回に規約の同意を行うことで使用できるようになった。
すかいらーくグループの殆どのレストランにある。
九州で生まれた全国区となったファミレスであるジョイフル。最近では、YouTuberヒカルとコラボしたメニューが人気。
SSIDは、joyfull-wifiで、パスワード joyfullwifi の入力が必要だ。
ハンバーガーチェーン店のマクドナルド。以前は、他社WiFiだったものの、現在は自社WiFiが完備されている。SSIDは、00_MCD-FREE-WIFIで、規約の同意(会員登録)により使用可能。FacebookやTwitterアカウントで登録可能だ(2023.7.17追記)。
ワンプレートがメインになっているファミレスびっくりドンキーでもFreeWiFiがある。SSIDは、+bikkuri-donkey_Wi-Fiで、パスワード19681215の入力が必要だ(2024年2月28日)。
無料で使えるAP紹介(ホームセンター)
関東圏のホームセンターで有名なカインズホーム。SSIDは、cainz-WiFiで無料で利用できるが、パスワードが必要。cainzwifiというアクセスポイントを数店舗で確認。公式サイトの店舗検索でWiFiありの店舗が検索可能。(2023.7.17追加)
無料で使えるAP紹介(コーヒー)
言わずと知れたコーヒーショップ。以前は、使用前にdcs@forguest.wi2.ne.jpへメールし、ゲストコードを取得する方法を取っていたが、現在は初回に規約の同意を行うことで使用できるようになった。SSIDは、DOUTOR_FREE_Wi-Fiで、60分まで使用可能。60分毎に再認証を行えば、60分を越える時間使用可能。
同じグループであるエクセルシオールにもアクセスポイントがあり、同じくDOUTOR_FREE_Wi-Fi。
こちらは、落ち着いた雰囲気のコーヒーショップ。以前は、使用前にren@forguest.wi2.ne.jpへメールし、ゲストコードを取得する方法だったが、初回に規約の同意を行うことで使用できるようになった。
SSIDはRenoir_Miyama_Wi-Fi。1日3時間無料だ。
一部店舗で提供されている。メールアドレス、若しくはSNSアカウントでの登録(初回のみ)で使えるようになる。
SSIDは、Komeda_Wi-Fi。
カフェであり、バーとしても楽しめる大人の雰囲気を醸し出しているプロント。初回に規約の同意を行うことで使用できる。1回につき120分まで接続可能だ。
SSIDは、PRONTO_FREE_Wi-Fi。
食事メニューも豊富に揃っているタリーズ。初回に規約の同意を行うことで使用できる。
SSIDは、tullys_Wi-Fi。
【公式】接続方法について|Tully’s Wi-Fi |TULLY’S COFFEE – タリーズコーヒー (tullys.co.jp)
無料で使えるAP紹介(競馬)
ウインズ浦和・ライトウインズ阿見を除いた競馬場・ウインズで使用可能。以前は、jracode@forguest.wi2.ne.jpへメールし、ゲストコードを取得する方式だったが、ご多分に漏れず、現在は規約の同意を行うことで使用できるようになった。
SSIDは、JRA_Wi-Fi。
無料で使えるAP紹介(市街地など)
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を機に、新宿周辺のWi-Fi環境が整備された。新宿以外にも大都市圏では同様に駅周辺のWi-Fi環境が整備され、7年前と比べて、使いやすくなった。
【公式】https://www.city.shinjuku.lg.jp/kanko/Shinjuku_Free_Wi-Fi.html
京都市内の約630箇所(に設置予定)のAPにて使用可能。kyoto@forguest.wi2.ne.jp (地下鉄・バス停・セブンイレブン)又はguest@inf-kyoto-city.info(公共施設)へメールし、ゲストコードを取得する。
今はSNSアカウントでログインできる方法も選べるようになっているので、ラクチン(初回登録必要)。
SSIDがKYOTO_Wi-Fi01 (地下鉄・バス停・セブンイレブン) または、 KYOTO_Wi-Fi02(公共施設)のAPに接続し、ゲストコードを入力。
市民や来街者への情報提供・発信のため、屋外型公衆無線LAN「Tachikawa City Free Wi-Fi」(立川駅北口・南口広場デッキ)を運用。立川市観光案内コーナーに屋内用として「Tachikawa City Free Wi-Fi Plus」、多摩モノレール沿いにある12店舗で使える「Tachikawa City Free Wi-Fi 01」といったフリーWiFiも完備。
1回につき60分接続可能(回数無制限)。(2023.7.17追記)
八王子市の施設(市民センター18。図書館4)の他、八王子駅周辺9か所+市内5か所でFREESPOTの利用が可能だ。登録などは不要(2023.7.17追記)
【公式】市施設等における公衆無線LANサービスの提供について|八王子市公式ホームページ (city.hachioji.tokyo.jp)
町田駅4か所(「Machida_Free_Wi-Fi」)の他、町田市内12か所(「Machida_Free_Wi-Fi_Lite」または「Machida_Free_Wi-Fi_Lite2」)で利用可能。登録が必要になるが、メール、若しくはSNSアカウント(Facebook、Twitter)、Googleアカウント、dアカウントで登録可能だ。(2023.7.17追記)
【公式】「Machida Free Wi-Fi」について/町田市ホームページ (city.machida.tokyo.jp)
「観光・交通情報の取得」や「SNSを活用した情報発信」、「WEBサイトの閲覧」を無料で行うことができるようにするサービスとして「SAGAMIHARA_Tourism_Free_Wi-Fi」を市内の観光地2か所(相模湖観光案内所及びその周辺、及び藤野観光案内所及びその周辺)で提供している。登録が必要になるが、メール、若しくはSNSアカウント(Facebook、Twitter)、Googleアカウント、Yahooアカウント、dアカウントで登録可能だ(どこかで一度登録しておけば、登録不要)。
Japan Connected Free Wi-Fiというアプリからも登録が可能。(2023.7.17追記)
【公式】SAGAMIHARA Tourism Free Wi-Fiについて|相模原市 (city.sagamihara.kanagawa.jp)
ラグビーワールドカップ2019TM、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を機に、フリーWiFiの整備がなされた。みなとみらい21地区5か所と横浜駅地区2か所で「YOKOHAMA_Free_Wi-Fi」が使用可能。
1回につき30分で、1日に5回使用可能だ。アクセスの際に表示される「インターネットに接続する」ボタンをクリックするだけだ。Japan Connected Free Wi-Fiというアプリからもアクセス可能だが、相模原市同様登録が必要(どこかで一度登録しておけば、登録不要)。(2023.7.17追記)
市内の公共施設77か所で使用可能。川崎アゼリア、ラゾーナ川崎プラザ、ららテラス武蔵小杉といった商用施設、川崎駅、平間駅、武蔵小杉駅、武蔵新城駅、武蔵溝ノ口駅、登戸駅、中野島駅、稲田堤駅といった駅でも使用できる。災害時には市内小中学校でも使用できるようになるという、どこへ行っても繋がるWiFi。
SSIDは、「Kawasaki-City-WiFi」。フレッツ光WiFiを使用している関係上、ユーザー登録が必要。その際メールを使用する。一時的に携帯回線の使用が必要となるので、注意。
すでにフレッツポータル会員の場合は、ID・パスワードを入れればOK。1回につき60分で、1日に4回使用可能だ。
※上記画像は、川崎市がオープンデータとして提供しているものを使用しています。
無料で使えるAP紹介(自動車ディーラー)
以前は、tcode@forguest.wi2.ne.jpへメールし、ゲストコードを取得する方法だったものの、現在はアクセスポイントに繋ぐだけで使えるようになった。
SSIDは、wi2。トヨタのディーラーに用事のある人は是非。
※他社自動車ディーラーにもアクセスポイントがある場合もあるが、SSIDが店舗独自のものだったり、パスワード・ゲストコードを入力しなければならなかったりする。ディーラーとしては、来客用としての位置づけなので、来客以外の使用はされたくないからだろう。
無料で使えるAP紹介(ホテル)
全国にある伊東園ホテルでもWiFiを完備。
SSIDは、itoen-wifiで、パスワードはitoenhotels。熱海周辺は、人が多い時には4G/5Gの繋がりがあまりよくないので、その際はWiFiを使おう!(2023.8.20追加)
無料で使えるAP紹介(ショッピングモール)
大阪にあるショッピングモールであるくずはモール。以前は、kzh@forguest.wi2.ne.jpへメールし、ゲストコードを取得する方式を取っていたが、現在はアクセスポイントに繋がった際に表示されるサイトからゲストコードが取得できるようになった。
SSIDがKUZUHA-MALL-WifiのAPに接続し、ゲストコードを入力。
福岡・博多にあるイベント会場。03H-canalcity-J@forguest.wi2.ne.jpへメールし、ゲストコードを取得する方式だったが、アクセスポイントに繋ぐだけで使えるようになった模様。SSIDはwi2。イーストビルのみwi2のAPのようである(キャナルシティ博多のサイトより)。 利用規約等に同意するのだけで簡単に使用できる、CANAL_CITYというAPもあり。
全国展開のショッピングモール、中国にも進出しているイオンモール。SSIDは、「AEON MALL」「AEON_SC」「AEON」(店舗により異なる)で、メールアドレス、若しくはSNSアカウント(Facebook、Twitter)、Googleアカウント、Yahooアカウントから登録が可能だ(店舗によりメールアドレスのみ)。
6時間は使用可能で、初回利用から3か月以内なら、登録なしで使用できる店舗もあれば、1時間しか使えないなど、使用条件が異なる店舗もあるので、注意!(2023.7.17追記)
熱海駅直結の駅ビルにあるショッピングタウンであるラスカ熱海。場所によっては、4G/5Gの繋がりが悪いので、WiFiを使うようにしよう。
SSIDはLusca_wifi_s。利用登録を行うだけでパスワードは不要だ(2023.8.20追加)。
名古屋駅の地下街にあるエスカ。広い範囲にアクセスポイントがあり、快適に使用できる。SSIDは、esca_Wi-Fi。外国人向けにもアクセスポイントあり(SSID:esca_Wi-Fi(for_tourist))。(2023.10.15追加)
無料で使えるAP紹介(船)
佐渡汽船(新潟)の船内で使用可能。船内では30分、ターミナル待合室では60分使用可能。SSIDは、sadokisennavi_free。
無料で使えるAP紹介(JR)
登録すれば無料で使える(登録には、携帯回線必須)。状況によっては、回線状態が悪いケースも見受けられた。SSIDは、Shinkanse_Free_Wi-Fi。(2023.10.15追加)
Free Wi-Fiを使用する際の注意
最近は、規約の同意をすることですぐに使用できるようになった所が増えたものの、一部パスワード、またはゲストコードを入力する場合もある。
ご紹介したアクセスポイントは、お店に設置されている物が多い。本来、来店しているお客向けに提供している物なので、お店に用がない人が使うべきではないのだ。無料ということもあるので、アンチウイルスソフトなどを入れるなどセキュリティには充分気を付けてほしい。
また、アクセスポイントによっては、収容人数の兼ね合いからか通信速度が遅いケースもある。遅い場合は、場所を移動して繋ぎ直すのをお勧めしたい。複数のアクセスポイントがあるお店ならいいのだけれど、1台だけしかないケースもあるからだ。
うまくそれらのアクセスポイントに繋がらない場合は、スマホのテザリングの他、ポケットWi-Fiを使う手もある。
スマホ(テザリング) | ポケットWi-Fi(大容量Wi-Fi) | |
---|---|---|
電池消耗 | 通常より早い | (端末による) | 連続使用で12(18)時間使える
通信速度 | 端末による | 下り150Mbps |
同時接続 | 5~8台(端末による) | 5~10台(端末による) |
インターネット共有 | 端末によっては使えない | 問題ない |
各製品を比較してみたが、手持ちのスマホによっては、テザリングが使えないものもあったりする(最近の機種であれば問題ないはず)が、大容量Wi-FiのポケットWi-Fiは、インターネット共有ができ、連続使用で12(18)時間使えるので、どこへ行っても安心と言える。
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テザリングをお勧めしたい人
次のような人には、テザリングをお勧めしたい。
- スマホのデータ容量が多めの人。
- スマホ以外の端末はたまにしか使わない人。
- 荷物を減らしたい人。
スマホのデータ容量が多い人であれば、ポケットWi-Fiは不要と言える。スマホ以外の端末はたまにしか使わない向きであれば、ポケットWi-Fiはもったいないし、何よりも荷物がかさばってしまうデメリットもあるのだ。
ポケットWi-Fiをお勧めしたい人
逆に、ポケットWi-Fiをお勧めしたいのは、
- 自宅にはネット回線がなく、いつもFree Wi-Fiを使っている人
- どこでも長くネットを使いたい人
自宅にネット環境のない人にとって、回線は死活問題。Free Wi-Fiは自宅周辺でアクセスできるケースはあまりないので、自宅でネット環境を整えようとすると何らかの回線は必須だ。
光回線よりも、ポケットWi-Fiは格安なので、導入しやすいだろう。
Free Wi-Fiだと回線によって通信速度に影響が出やすいので、ポケットWi-Fiで自分だけの回線を持っておくと、いざと言う時に安心だ(速度規制などが掛かる場合を除く)。
お手軽価格で繋がりやすい「大容量Wi-Fi」登場!
今までになかったコンセプトの「大容量Wi-Fi」という物が満を持して登場。どこが新しいのかというと…。
10GBが1,000円、20GBでも1,500円で使用でき、自分の都合に合わせたプランを選べる。10通りのプランがあり、ライトユーザーからヘビーユーザーまで満足のいく価格帯が魅力。
使っているクラウドSIMは、auとsoftbankのハイブリッドになっており、使う場所や環境にあった回線に繋がるので、どこに行っても安心。2つのキャリアが使えるメリットは大きい。
凄くよさそうに見える「大容量Wi-Fi」にも、デメリットがあったのだ。
契約は、24か月縛りになっており、24か月以内での解約ができないので、注意が必要だ。24か月を過ぎると1か月更新となるので、解約する場合は、24か月以降がお得だ。
プラン変更は、毎回1,100円掛かるので、頻繁にプラン変更する向きには使えない。小まめにプラン変更する人も注意だ。
端末を選ぶことができないため、同時接続が多い人も注意!
プラン内の容量を使い切ってしまうと、その月は回線が使えなくなるので、お財布と要相談だ。契約プランにより(後述)、メガチャージオプションが使えるようになり、容量切れになった直後から1Mbpsで使い放題になる。
端末が選べないのは残念ではあるが、その他のデメリットは、裏を返せば、プラン変更しないよう始めから適切なプランで契約すれば、問題がないと言うこと。
ヘビーユーザーであれば、すぐ解約ということはまずないだろうし、クラウドSIMのハイブリッド回線の繋がりやすさは、何よりも替え難いメリットだ。
大容量Wi-Fiの料金表
「大容量Wi-Fi」の利用プランは、次の通りだ。
データ容量 | 価格 |
---|---|
0ギガ | 500円 |
10ギガ | 1,000円 |
20ギガ | 1,500円 |
30ギガ | 2,000円 |
50ギガ | 2,400円 |
100ギガ | 2,900円 |
200ギガ | 3,900円 |
300ギガ | 4,900円 |
400ギガ | 5,900円 |
500ギガ | 6,900円 |
キャンペーンを行っている時はお得に加入できるチャンスなので、見逃さないようにしよう!興味のある人は、是非「大容量Wi-Fi」のサイトで確認してもらいたい。
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