フレッツ電話だからこそIP電話に変えてみる

フレッツ光では普通の電話でも使えるようになっているが、ネット回線で済ませればLAN配線が１本で済み、スマートではないか。
巷ではネット回線からひかり電話が使えるIP電話なるものがあり、実際に購入してみたのでレビューしたい。

Grandstream GXP1610というIP電話を購入

Grandstream GXP1610という電話機を購入した。パっと見では、非常に使いやすそうなビジネス電話に見える。ホントIP電話なんすか？という感じ。

しかしだ。マニュアルが不親切なので、結構使うのに苦労するのだ。参考までにメーカーの日本語サイトがあるので、リンクしておきたい。

フレッツ光でIP電話で使うには設定が必要

そのままでは全く使えないので設定するのだが、ネットに書いてある情報が古いようで、全くもってチンプンカンプン。どうも、製品自体変更がなされており、しかもファームウェアの変更があるため、ネット情報は一致していないという訳。

2018年7月現在GXP1610の設定方法は、次の通り。人によって、ひかり電話ルーターが異なるので、そこは、他のサイトを参照されたし。今回紹介する方法は、

以上の条件が前提だ。また、最新ファームウェアにした場合は、メニューなどの変更が入っている場合もあり、この限りではない。

設定に問題なければ、画面左上の表示が「アカウ」となっており(ネット接続ができ、日本語メニューに切り替わった状態)、受話器を取ると「ツー」という音がするので、どこかに電話して繋がることを確認してみるといい。
別の電話機があり、ひかり電話の内線設定をしていれば、外線を掛けなくても、GXP1610と接続テストすることができる。それができなければ、外線で自分のスマホに電話を掛けてみるといい。

NUROではそのまま使うことができない

NURO光に契約している人には残念なお知らせだ。NURO光のひかり電話の関係で、GXP1610を使ったIP電話を使うことができないのだ。

以前なら、別途IP電話のサービスへ契約すれば使えたのだが、2023年現在では適切なサービスが存在しない。NURO光ユーザーは、IP電話はどうか諦めてほしい。

GXP1610のメリット・デメリット

【メリット】

ベルが鳴り、電話を掛けた人の電話番号を読み上げてくれる(英語で)着信音はちょっとお洒落

GXP1610は初め英語表示なのだけれど、ネット接続できる状態になっていると、自動でその地域の表示になるらしく、日本であれば日本語となる

IP電話の中で安い（amazon)

IP電話を使えば、電話料金が安くなる。

【デメリット】

着信音がデフォルトでは音量が0の状態

デフォルト以外に3種類の着信音しかない

ディスプレイ表示の都合上なのか、文字が切れてしまう。

本体からでも、電話帳の設定ができるが、日本語の入力ができないため、電話帳の登録が英文字になってしまう

電話帳は、Webサーバーで登録する方がいい。Webサーバー上で日本語で登録したものは、そのまま日本語で登録されている。

留守電のメニューがあるが、さっぱり設定方法が分からない

Webサーバーにもヒントがなかった。留守電使えるのか？使えないのか？？

何よりも、日本語マニュアルがないのが痛い…。

トーンが発信できないので、宅配の再配達依頼が事実上できない

…とはいっても、GXP1610はIP電話機では格安の部類なので、お試しでIP電話機を安く買いたい人には向いている。フレッツユーザーは検討してみては？

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