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健康管理にApple Watchを買ってみた

年寄り臭いが、健康管理にApple Watchを買ってみた。購入してみて、色々試してみたので、レビューしてみたい。
おいらが購入したのは、Apple Watch Series7という最新のもの。

Apple Watchには色々組み合わせがあって、幅が41mmと45mmのもので、材質がアルミかステンレス、ベルトも多種多様。しかも、GPSモデルとeSIMに対応したセルラーモデルもある。現行なのは、Series3・7及びSEという機種。Series3は古い機種なので、格安になっている。Apple Watchの入門機としてはよいのかも知れない。
おいらの場合は、理由があって、Series7をチョイスした。

目次

ヘルスケアは役に立つ

Apple Watchは心拍数を測ることができるが、Seriesと称するシリーズは、心電図までも取ることが可能となっている。Android系でも同様なものがあるけれど、Apple Watchに関しては、アプリが医療機器として認可されているのだ(こちらのサイトが詳しい)。
しかも、実績があり(こちらのサイト)、それならば試しに買ってみようかな…と思ったのが購入に至ったきっかけ。

色々調べてみると、スマートウォッチは当てにならないと書いているサイトが多いが、Apple Watchが医療機器として認可される前に書かれたものばかりなので、仕方がないかな。Android系は認可されていなし、実用になるのかならないのかテストされていないので、どうなんだろうねぇ。

Apple Watchで心拍数を測ると、iPhoneに転送される。

←1日中Apple Watchをしていると、自動で心拍数を測ってくれる(点になっている日は、血圧計の値を手入力したため)

心電図を手首で測ると小さいので、左肋骨下に当てて測ってみたのだけれど、心臓のパルスが大きくなったものの、別のノイズを拾ってしまうようで(内蔵の音?)、手首で測る方がいいみたい。

←心電図を測った様子。上から、左肋骨下に当てた時、左手首、右手首。

残念ながら、Apple Watchでは血圧を測れないが、ヘルスケアアプリに入力できるようになっているので、便利だ。

年齢を重ねると、あちこちにガタが来るのは実感しており、人によってはデータをノートに記帳していると思うが、おいらは結構億劫なので、血圧すら記録していない。
iPhone+Apple Watchにしてからは、小まめに入力するようにしている。
お年寄りに優しいシステムなんだろうね。

心電図が使えるのは、Series4からなので、新品で安く入手できるSeries4という選択肢もありかも。最後までどうしようか迷っていたのも事実。でも、おいらの場合は、電池を交換して長く使うことも考え、Serias7をチョイスしてみたのだ。

音楽は聴けたものではない…最悪だ

Amazon Musicは、iPhoneで再生したのに比べると、少々音が悪い感じがする。電車の中でワイヤレスイヤホンを使っている分には、「ま、いっか」で済むような感じではある。Bluetoothが付いているので、色々なナビと接続できるかと思いきや、相性が悪いナビもあるようで。
パナソニックのStradaとは繋がりそうで繋がらなかった。

うちの車(日産純正カーナビ)では繋がったけれど、音は悪いし、シュワシュワしてしまうので、「うーん」と唸ってしまう状況。すぐに、ペアリング解除してしまった。
あのAppleなので、もう少し音に拘って欲しかったかな。
使ったことはないけれど、Android系はどうなんだろうなぁ。

スマホを取り出さなくていいのがメリットなので、周りが煩い電車の中でワイヤレスイヤホンでちょい聴きが用途としてはあっているのかも。おいらは、その使い方をしている。
Musicアプリは、Amazon Musicだけでなく、SpotifyやAWAなど代表的な物もインストールできる。

チャット系アプリは使い勝手がイマイチ

チャット系アプリでLINEを入れてみた。あんな小さい画面でどうなんだろう…と思っていたが、定型メッセージしか送れないようだ。
まぁ、それは仕方ないにせよ、うちみたいに家族の連絡用として使っているケースもあるので、できれば「帰ります」という定型メッセージも欲しかったかな(これは、Appleの問題ではなく、アプリのサプライヤーであるLINEの問題ではある)。

iPhoneにSkypeやTeamsがインストールされている場合は、Apple Watchからメッセージが送れるし、ほんの僅かな定型メッセージ(「OK」など)も送れる。SMSも同様。
メールはメッセージを見るだけでなく、送ることもできるのだが、キーボードを表示させると何せ小さいものだから、入力しづらいのなんのって。
音声入力もできるらしいが、正直信用していない。

定型文がいくつかあるけれど、100%用件に嵌るわけではないので、何か返信しなければならない場合は、iPhoneから送信することにしている。
まぁ、時計からメッセージが見られるのは、メリットはあるかな。

ショートカットもイマイチ

iPhoneで使えるショートカットも一応使える。
「一応」と書いたのは、Apple Watchにないアプリを動かすショートカットだった場合は、実行するけれど、全く意図した動作をしないのだ。

それだけではない。カバーをしているせいなのか、時々反応が悪く、スクロールしたつもりが、ショートカットが実行してしまうことがある。また、Apple Watchが小さいが故のトラブルだけれど、下のショートカットを押しているつもりが、実行されるのは上のショートカットだったというケースもあったのだ。

傷付くのが嫌なので、カバーは外したくない所…。うーん。

Apple Watchで鍵の開け閉めができる

これは、Apple Watch対応のアプリがあるスマートロックに限られるが、Apple Watchで自宅の鍵の開け閉めができるのだ。
おいらは、セサミ4を使っており、ショートカットと組み合わせると、便利さこの上ない。

まぁ、人によっては、鍵を出した方が早いという人もいるかも知れないが、それを言っては身も蓋もないだろう。

手洗いアプリはイマイチ

手洗いしていたら、急にアプリが起動してびっくりしたのだけれど、動くときと動かない時がある。
どうも、ベルトが緩いと動かないよう。おいらの場合は、ベルトをきつく締めると、手首を動かした際に痛いので、緩めにしているので、それがいけないようだ。

まぁ、なくてもどうでもいい機能だし、動かないことが殆どなので、アプリは放置状態。

Felicaとしても便利

Apple WatchはFelica対応なので、いちいちiPhoneを取り出さなくても、リーダーにかざすだけで使えてしまう。
SUICAはそのまま使えるが、おいらが使っているクレジットカードは、Quickpayを通してでなければ使えないようなので、「クイックペイで」と言わないといけない。
また、LINE payは、iDを通して引き落としがかかるようなので、こちらは「iDで」と言わないとダメ。

WAONとnanacoは、それぞれそのままのカードとして使える。残念ではあるが、楽天Edyは対応できていない(iPhoneも同様)ので、どうしても、Edyを使いたければ、別途Edyカードを用意する必要がある。
iPhoneで対応できていないビックカメラやヨドバシカメラのポイントカードは当然使えないが、dカードやポンタカードはFelicaとして使えるのも人によっては難点である。

iPhoneになってからというもの、使えないEdyは別に要らないかな…と思っている。Androidではできるのに、なぜできないのだろうと不思議で仕方がない(大人の事情か?)。

セルラーモデルはもったいないかも

Apple Watchにはセルラーモデルなるものがある。これは、3大キャリアであれば、Apple Watchでスマホと同一番号で使えるプランがあるものの、残念ながらMVNOには一切対応できていない。
auであれば、iPhoneがMVNOで契約していても、別番号を付与することでApple Watch単体で使えるようになるそう。しかし、格安プランに入れないので、利用料はかなり高価となる。

ランニングしている人であれば、財布やiPhoneを持ち歩かなくてよいので、音楽を聴きながら、途中コンビニに立ち寄ったりして、緊急時に電話もできる。
身軽だし、昔夢見たような理想的なシステムでベストチョイスなのかも知れないが、例え、3大キャリアで契約していても、格安プランが使えないので、利用料は高価だ。

また、iPhoneがMVNOでApple Watchがauの場合、リンクできないため、折角のヘルスケア機能をフルに使うことができないよう。iPhoneをMVNOや格安プランで使っている人には、あまりメリットはないと言えよう。

総括

利用料金云々を度外視するのであれば、Apple Watch単体のみの使用もありかな。この機動力は、スマホではマネができないもの。
ただ、メッセージを送る端末としては、小型過ぎて、かなり無理があるかも。やっぱり、Apple Watchは、iPhone持ってこそ生かせるガジェットなんだろうなぁと思う。

[2022年4月6日追記]な、なんと!楽天モバイルでApple Watchでスマホと同一番号で使えるオプションが登場したのだ!!あとは、通信エリアさえどうにかなればねぇ…。おいらが解約してから改善されたかな??

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