この記事を書いた人(きのぴぃ)
部品メーカー広告宣伝記事・電気系の雑誌や無線雑誌の元ライターをやってました。
以前よりガジェット集めをやっており、本業(電子機器メーカー勤務)の知見を活かしたレビューが得意です。
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我が家は物で溢れかえっており、いい加減片付けないとな…と思って、早10年。手狭になってきたので、徐々に片付けている所。
年末に、実家も含めて、かなりの粗大ごみを処分したけれど、まだまだ時間が掛かりそうな予感。
そこで思い切って防湿庫を購入したのでレビューをしたい。
カメラをカビカビにさせないために
カメラは、小さい防湿BOXに入れ、中には除湿剤を入れるようにしている。飽きてしまった古いフィルムカメラは、普通の蓋付きのBOXに除湿剤を入れて、整理。
何とかこれでももっているけれど、取り出す時には面倒だったりする。
そんな訳で、最近は稼働すると思われるカメラは、その辺に放置。使っていると、意外とカビが生えないけれど、それでも、以前実家でフィルムカメラのレンズにカビを生やしてしまったことがある。
お金は掛かるけれど、後々のことを考えて、防湿BOXを購入することにした。
防湿BOXもピンキリにある
よく立ち寄る某カメラ店、最近はフィルムカメラ用のアイテムがすっかりなくなり、それと共に、あったはずの防湿庫もなくなっている。防湿庫って売れないんだろうなぁ。
仕方なく、毎度おなじみのAmazonを覗いてみる。
100L前後あれば、色々入れられるだろうと探してみると、安いのは2万円台からある。レビューなどを参考にしつつ、チョイスしたのは、HOKUTOというブランドの物。
このメーカーは、防湿庫のラインナップが豊富。胡散臭いメーカーかと思いきや、「世界20か国販売の実績」だそう。
防湿庫と腕時計用のワインディングマシンに特化して販売している。
102Lだと結構入る
早速購入したおいらは、いくつもカメラやレンズを入れてみた。まぁ、結構入ること。
ギュウギュウ詰めにすれば、まだまだ余裕で入りそう。
でも、防湿庫のカメラを見てウットリしたいから、Amazonの画像みたいにインテリアっぽい置き方をしようとすると、若干隙間がないと見栄えが悪い。
もう少し、見栄えよく置きたいと思い、目下検討中。
不満はなくもないが及第点
防湿庫は四角いため、運送中は取っ手が中に取り付けられている。そういうことを行っているメーカーは多いよう。これは、取っ手が運送中に当たって破損しないようにするための策なのだが、人によっては、間違えて取り付けたのではないかと解釈する人も一定数いるよう。
このHOKUTOに関しては、ちゃんと親切に
とAmazonに書いているので、くれぐれも「取っ手が間違って、中に付いているから不良品だ!」とか「だから某国製は」とか文句を言わないようにね。(;^o^A
出っ張りがあると、結構破損するからねぇ。
おいらが購入したのは、「全自動除湿機能や省エネ機能を特化した機種」だそう。ペルチェ素子を使って、湿度調整をしているので、防湿庫の外の湿度が高ければ、きっちりと設定湿度を保ってくれる。
しかし、外の湿度が低い場合は、どうしても防湿庫の湿度は低くなってしまうよう。どこのメーカーも同じようで、湿度が低すぎたら、防湿庫の電源を抜いて、わざと湿度を高くするといったことが必要だ。
まぁ、湿度が低い分にはカビは発生しないので、放置してもよいとは思うが、おいらの場合は、設定湿度を高く設定し直すようにしている。
Amazonの画像を見ると、中の照明はブルーに見えるけれど、実際に付いているのは、白色の物だ。ブルーだと暗い場所では見づらいので、よい選択だと思う。
難点といっては何だけれど、ビープ音が結構大きい。夜中に結構響く音なので、うかつにボタンが押せない。ビープ音のOFF機能、あるいはボリュームがあったらいいのに。
でも、防湿庫としては、及第点と言える逸品と思う。
\防湿庫で大事なカメラを保管しよう!/