
「NTTの配当金だけで生活できたらいいな…」
そんなこと考えたこと、ありませんか。
とはいえ、いざ調べると「何株必要?」「いくらかかる?」と分からないことだらけですよね。



この記事では、実際にNTTなどの高配当株を保有して配当投資を続けている筆者が、初心者の目線でやさしく整理しました。
結論からいうと、NTT株だけで生活費をまかなうのは簡単ではありません。
ただ、NTTは100株なら約1.5万円から買える、初心者にやさしい高配当株です。



配当金生活ってお金持ちだけの話だと思ってた…。私にもできるのかな?
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NTTの配当金で生活したい!でも実際どうなの?
このセクションでは、なぜ今「NTTの配当金生活」が注目されているのか、そして先に結論をお伝えします。
それぞれ順番に見ていきましょう。
「NTTの配当金生活」が気になる人が増えている理由
NTTの配当金生活が注目される理由は、株が買いやすくなったことにあります。
NTTは過去に株式を分割し、1株150円前後で買えるようになりました。
そのうえ配当利回りは約3.5%と、銀行預金とは桁違いの水準です。



たしかに、定期預金の金利とは全然ちがうね!
身近な大企業で、少額から始められて、配当も安定している点が人気の理由といえます。
先に結論:単独では難しい、でも始める価値はある
結論として、NTT株“単独”での配当金生活は現実的とはいえません。
なぜなら、後述するように月10万円の配当には3,000万円超の資金が必要になるからです。
とはいえ、NTTを「配当を生み出すコア銘柄」として少しずつ積み上げる価値は十分にあります。
この記事のスタンス。「いきなり配当金生活」ではなく、まず100株から始めて配当を育てる、という現実的なロードマップを提案します。
そもそもNTT(9432)ってどんな会社・どんな株?
配当の話に入る前に、NTTがどんな会社で、どれくらいの金額で買えるのかを確認しておきましょう。
それぞれ詳しく見ていきます。
日本を代表する通信インフラ企業
NTT(日本電信電話、証券コード9432)は、日本の通信を支える巨大インフラ企業です。
傘下にはNTTドコモやNTTデータなどがあり、固定回線から携帯、データセンターまで幅広く手がけています。
生活に欠かせないインフラを担うため、業績が比較的安定しやすいのが特徴です。



ドコモの会社って言われると、一気に身近に感じるね。
こうした安定感が、配当を出し続ける土台になっているわけです。
株式分割で1株150円台から買えるようになった
NTT株が一気に身近になったのは、株式分割の影響が大きいといえます。
NTTは1株を25株に分割し、その結果、株価は1株150円前後まで下がりました。
株式分割とは、1株を複数に分けて1株あたりの値段を下げる仕組みです。



値段が下がっても、持ってる価値は変わらないってことだよね?
そのとおりで、分割によって少額の資金でも投資しやすくなった点がポイントです。
100株でも約1.5万円という手の届きやすさ
日本株は通常100株単位で取引するため、最低購入額が重要になります。
NTTの株価を約152円とすると、100株でもおよそ1.5万円で購入できる計算です。
| 項目 | 目安 |
| 証券コード | 9432 |
|---|---|
| 株価の目安 | 約151〜153円 |
| 売買単位 | 100株 |
| 100株の必要資金 | 約15,100〜15,300円 |
| 配当利回り | 約3.5% |
| 権利確定月 | 3月末・9月末 |
ランチ数回分ほどの金額から始められるのは、初心者にとって大きな安心材料といえます。
NTTの配当金はいくら?利回り・もらえる時期をチェック
ここからは本題の配当について、金額・利回り・もらえる時期を順に確認していきます。
順番に解説していきます。
1株あたりの配当金と配当利回り
NTTの1株あたり配当金は、今期予想で年5.4円とされています。
前期実績は5.3円で、わずかながら増配の計画です。
株価を約152円とすると、配当利回りは約3.5%という計算になります。
今期の年間配当は1株あたり5.4円(前期比+0.1円)を予定。株主還元を重要な経営課題のひとつと位置づけている。
出典:NTT公式IR 株主還元
なお配当はすべて、過去の株式分割を反映した調整後の数値です。
16期連続増配見込みという安心材料
NTTの大きな魅力は、長く配当を増やし続けている点にあります。
公式IRによると、今期で16期連続の増配となる見込みです。



毎年ちょっとずつでも増えていくのは嬉しいね。
ただし、連続増配の実績は将来の増配を保証するものではありません。
あくまで「これまで安定して株主還元を続けてきた会社」という参考材料として捉えましょう。
配当金はいつもらえる?権利確定日と入金時期
NTTの配当は、年2回に分けて支払われます。
権利が確定するのは3月末と9月末で、中間配当と期末配当の形になります。
実際に入金されるのは、それぞれの権利確定から約2〜3か月後が目安です。



権利確定日に株を持っていれば配当がもらえるってことね。
そのため、配当目当てなら権利確定日をまたいで保有しておく必要があります。
100株だと年間いくら?金額イメージ
具体的な金額をイメージしてみましょう。
1株5.4円なら、100株保有で年間約540円の配当がもらえる計算です。
「思ったより少ない」と感じるかもしれませんが、元手は約1.5万円なので利回りで見ると優秀です。
ポイント。株数を増やすほど配当も比例して増えます。まずは100株から始め、少しずつ買い増していくのが王道です。
なお配当金には約20.315%の税金がかかる点も覚えておきましょう。
NTTの株主優待(dポイント)の内容と“もらえる条件”
NTTには配当に加えて、dポイントがもらえる株主優待があります。ただし条件に少しクセがあるため、ここで整理しておきます。
順番に確認していきましょう。
保有期間に応じてdポイント(最大4,500ポイント)
NTTの株主優待は、保有期間に応じてdポイントが進呈される仕組みです。
公式IRによると、100株以上を保有し、継続期間の節目を迎えるとポイントがもらえます。
| 継続保有期間 | 進呈dポイント |
| 2年以上3年未満 | 1,500ポイント |
|---|---|
| 5年以上6年未満 | 3,000ポイント |
| 同一株主番号での最大 | 4,500ポイント |
長く持つほどお得になる、長期保有向けの優待といえます。
注意!「毎年もらえる」わけではない&エントリー必須
ここが初心者の見落としやすい落とし穴です。
このdポイント優待は毎年もらえるわけではなく、保有期間の節目に進呈される仕組みです。



えっ、毎年もらえると思ってた…危なかった!
さらに、受け取りにはインターネットでのエントリー手続きが必須です。
要注意ポイント。株を売却するなどして株主番号が変わると、保有期間がリセットされてしまいます。エントリー期間も決まっているため、公式の案内をしっかり確認しておきましょう。
1株だけだと株主優待はもらえない
「1株だけ買えば優待がもらえる」と考える人もいますが、それは誤解です。
NTTの優待対象は100株以上のため、1株保有では優待の対象外になります。
ただし、配当金は1株からでも受け取れます。
1株から買えるミニ株の仕組みは1株でも株主優待がもらえる銘柄の記事でも詳しく解説しています。


本題:NTT株で「配当金生活」は何株でいくら必要?
いよいよ本題の「配当金生活には何株・いくら必要か」を、具体的な数字で見ていきます。
それぞれ見ていきましょう。
月3万・5万・10万円に必要な資金をシミュレーション
必要資金は「年間目標配当 ÷ 利回り」でざっくり計算できます。
利回り3.5%・税引き前で計算すると、目安は次のとおりです。
| 毎月の配当目標 | 年間配当 | 必要資金の目安 |
| 月3万円 | 36万円 | 約1,030万円 |
|---|---|---|
| 月5万円 | 60万円 | 約1,710万円 |
| 月10万円 | 120万円 | 約3,430万円 |
これは税引き前の概算で、実際には税金の分だけさらに資金が必要になります。
NTT単独で配当金生活が現実的でない理由
表を見てわかるとおり、NTT単独での配当金生活はハードルが高めです。
月10万円の配当を得るには、NTT株だけで約3,430万円も必要になるからです。



3,000万円超えはさすがにすぐは無理かも…。
さらに1社に集中投資すると、減配や株価下落の影響をまともに受けてしまいます。
配当金生活の必要額は配当金生活はいくら必要かを解説した記事でも詳しく試算しています。


現実解は「コア銘柄+複数の高配当株」
では現実的にどうするかというと、NTTを「コア銘柄」に据える方法がおすすめです。
1社に集中させず、複数の高配当株に分けることでリスクを抑えられます。
たとえば、NTTに加えて他の高配当株を組み合わせれば、減配の影響を分散できます。



こうした守りながら増やす考え方は50代のお金の増やし方の記事のコア&サテライト戦略も参考になります。


まずは100株から。配当を育てる発想へ
大切なのは、最初から完成形を目指さないことです。
まずは100株(約1.5万円)から始め、配当を再投資しながら少しずつ育てていきましょう。



いきなり全部そろえなくていいんだね。それなら気が楽かも。
配当を受け取る体験を積むことが、長く続けるコツになります。
NTT株はどこで買う?初心者におすすめの証券会社
NTT株を買うには証券口座が必要です。ここでは初心者目線で、目的別におすすめの証券会社を紹介します。
それぞれ解説します。
結論:100株でしっかり始めるならMooMoo証券
NTTを100株からしっかり買うなら、MooMoo証券が有力な選択肢です。
なぜなら、日本株の売買手数料が0円で、コストを気にせず始められるからです。
さらに米国株も豊富に扱い、機関投資家の動向などを見られる分析ツールも使えます。



手数料0円なら、配当でコツコツ増やしたい私にぴったりかも。
配当を非課税で受け取れるNISAの成長投資枠にも対応しています。
使い方はMooMoo証券の始め方の記事で手順を確認できます。


「MooMoo証券って怪しくない?」への答え
海外系の名前から「怪しいのでは」と不安に感じる人もいます。
しかしMooMoo証券は金融庁に登録された正規の証券会社です。
運営の前身は歴史ある国内証券で、親会社は米ナスダック上場企業です。
安全性が気になる場合はMooMoo証券は怪しいのか検証した記事や不祥事の実態を調べた記事もあわせてご覧ください。




1株からコツコツ慣れたいなら楽天証券かぶミニ
「いきなり100株は不安、まず1株から試したい」という人もいるはずです。
その場合は楽天証券のかぶミニが便利です。
かぶミニは1株から売買手数料無料で、リアルタイム取引や指値にも対応しています。



150円くらいから始められるなら、お試し感覚でいけそう!
なおリアルタイム取引には0.22%のスプレッドがかかる点だけ覚えておきましょう。
ここで両者の違いを表で整理します。
| 比較項目 | MooMoo証券 | 楽天証券 かぶミニ |
| 日本株の売買手数料 | 0円 | 無料(一部スプレッドあり) |
|---|---|---|
| おすすめの買い方 | 100株でしっかり配当投資 | 1株からコツコツ積み立て |
| 米国株・分析ツール | 豊富 | 標準的 |
| NISA成長投資枠 | 対応 | 対応 |
| こんな人に | 米国株や分析も使いたい人 | まず少額で慣れたい人 |
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MooMoo証券のメリット・デメリットと向いている人
メインで使う証券会社として、MooMoo証券のメリットとデメリットを正直に整理します。
順番に見ていきましょう。
MooMoo証券のメリット
MooMoo証券の最大の強みは、コストの低さと情報量です。
日本株の売買手数料は0円で、配当でコツコツ増やす投資と相性が良い設計です。
- 日本株の売買手数料が0円
- 米国株を豊富に取引できる
- 機関投資家の動向などを見られる分析ツール
- NISA成長投資枠に対応
配当株から米国株まで、ひとつの口座で広げられるのが魅力です。
MooMoo証券のデメリット(注意点)
もちろん、デメリットも正直にお伝えします。
MooMoo証券は投資信託の取扱いが限られるなど、品ぞろえに弱い面があります。
また、後発のネット証券のため、大手と比べて知名度はまだ高くありません。



良いところだけじゃなく、弱点も教えてくれると安心するね。
とはいえ、NTTのような個別株の配当投資が目的なら、大きな問題にはなりにくいといえます。
向いている人・向いていない人
ここまでをふまえ、向き不向きを整理します。
| タイプ | おすすめの証券会社 |
| 100株でしっかり配当投資したい | MooMoo証券 |
|---|---|
| 米国株や分析ツールも使いたい | MooMoo証券 |
| まず1株から少額で慣れたい | 楽天証券 かぶミニ |
| 投資信託を幅広く選びたい | 大手ネット証券も検討 |
自分の目的に合わせて、無理なく選ぶことが大切です。
【初心者向け】NTT株を買って配当金生活への一歩を踏み出す手順
ここからは、実際にNTT株を買うまでの流れを3ステップで解説します。
難しい手続きはないので安心してください。
STEP1 証券口座を開設する
まずは証券口座を開設します。
スマホがあれば、本人確認書類の撮影など最短で当日〜数日で申し込みが完了します。
口座開設や口座管理の費用はかからないため、気軽に作れます。



スマホだけで作れるなら、思っていたより簡単そう。
配当を非課税にしたい場合は、NISA口座も一緒に申し込んでおくと便利です。
STEP2 入金してNTT株を買う
口座ができたら入金し、NTT株を注文します。
NTTは100株でも約1.5万円なので、少額からスタートできます。
銘柄検索で「9432」または「NTT」と入力し、株数を指定して買い注文を出すだけです。
1株だけ試したい場合は、楽天証券かぶミニで150円前後から購入できます。
STEP3 配当を受け取りながら買い増す
株を買ったら、あとは権利確定日を待つだけです。
受け取った配当を再投資すれば、雪だるま式に配当を育てることができます。
慣れてきたら、他の高配当株も少しずつ組み合わせていきましょう。
たとえばプリマハム株の配当を解説した記事のように、配当が年2回の銘柄を組み合わせる方法もあります。


NTTの配当金生活を目指すうえでの注意点・リスク
最後に、配当投資で見落としがちなリスクも正直にお伝えします。安心して続けるために大切な内容です。
順番に確認しましょう。
減配・無配のリスク
連続増配中のNTTでも、将来の配当が約束されているわけではありません。
業績が悪化すれば、配当が減る減配や、配当が出ない無配の可能性もあります。
だからこそ、1社に集中せず複数銘柄に分散する考え方が大切になります。
株価下落による元本割れのリスク
株式である以上、株価が下がれば元本割れのリスクがあります。
配当でプラスでも、株価が大きく下がればトータルでマイナスになることもあります。



配当だけじゃなく、株価の動きも見ておかないとね。
長期目線で、生活に影響のない余裕資金で取り組むことをおすすめします。
配当には税金がかかる(NISA活用)
配当金には、通常約20.315%の税金がかかります。
つまり、額面どおりの金額がそのまま手元に残るわけではありません。
この税負担を抑えたいなら、配当が非課税になるNISAの活用が有効です。
NISAでの配当の受け取り方はNISA成長投資枠の配当投資の記事でも解説しています。


NTTの配当金生活に関するよくある質問(FAQ)
最後に、NTTの配当金生活についてよくある質問にまとめて回答します。
NTTの配当金生活には何株・いくら必要ですか?
利回り3.5%・税引き前の概算では、月10万円の配当に約3,430万円が必要です。NTT単独では難しいため、複数の高配当株と組み合わせるのが現実的とされています。
NTTの配当金はいつ・いくらもらえますか?
権利確定は3月末と9月末の年2回で、入金は各2〜3か月後が目安です。今期予想の年5.4円なら、100株で年間約540円となります。
NTTの株主優待(dポイント)はどうやってもらえますか?
100株以上を継続保有し、節目の期間でネットからエントリーすると進呈されます。毎年もらえるわけではなく、株主番号が変わると保有期間がリセットされる点に注意が必要です。
NTT株は1株だけでも買えますか?
楽天証券のかぶミニなどを使えば、1株(約150円)から購入できます。ただし株主優待は100株以上が対象のため、1株では配当のみの受け取りとなります。
初心者はどの証券会社でNTT株を買えばよいですか?
100株でしっかり配当投資をするなら、手数料0円で米国株や分析ツールも使えるMooMoo証券が有力です。まず1株から少額で慣れたい人には楽天証券のかぶミニが向いています。
NTTは今後も増配が続きますか?減配リスクはありますか?
今期で16期連続増配の見込みですが、これは将来の増配を保証するものではありません。業績次第では減配の可能性もあるため、分散投資でリスクを抑えることが推奨されます。
まとめ|NTTの配当金生活は「100株1.5万円」から育てよう
NTTの配当金生活について、ポイントを振り返ります。
NTTは少額から始められて、配当も安定している初心者向きの高配当株です。
いきなり配当金生活は難しくても、100株(約1.5万円)からなら今日でも一歩を踏み出せます。
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1株からコツコツ試したい方は楽天証券のかぶミニもチェックしてみてください。







