
「自分が持っていない銘柄が、夜にすごく動いてるみたい…これって大丈夫なのかな」
SNSでそんな投稿を見て、急に不安になってしまう株初心者の方は少なくありません。
その不安の正体は、PTS取引(夜間取引)と日中の取引を「同じもの」と勘違いしていることにあるケースが多いです。



夜に株価が動いてるの見ると、なんだか自分まで損してる気がして落ち着かないの…。
この記事では、株式投資を20年以上続けている筆者が、PTSの夜間取引と日中取引の関係をやさしく整理します。
結論から言うと、夜間の値動きと日中の値動きは、必ずしもリンクしません。
夜の値動きに振り回されず、シンプルに株を始めたい方には、そもそもPTS取引を扱っていないDMM株という選択肢もあります。
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「持ってない株が夜に動いてて怖い…」その不安、勘違いかもしれません
このセクションでは、夜の値動きに対する不安の正体と、記事全体の結論を先にお伝えします。
それぞれ順番に見ていきましょう。
SNSで見かける「夜の値動き」への不安の正体
結論として、夜の値動きへの不安の多くは「仕組みの誤解」から生まれます。
なぜなら、夜にリアルタイムで動く株価は「PTS」という取引の場で付いた価格で、東証の日中取引とは別物だからです。
たとえば、自分が持っていない銘柄が夜に大きく動いていても、それはあなたの保有資産とは直接関係ありません。



えっ、夜の株価と昼の株価って、別々に動いてることがあるの?
そうなんです。まずは「夜と昼は別の場で取引されている」と知るだけで、不安はぐっと小さくなります。
先に結論:夜間と日中は必ずしもリンクしない


この記事の結論は、PTSの夜間取引と日中の取引は、必ずしもリンクしないという点です。
夜間のPTSは参加者が少なく、価格が大きく飛びやすいため、翌日の寄り付きと一致するとは限らないとされています。
- 夜間と日中は別の取引の場で、値動きは必ずしも連動しない
- 持っていない銘柄の夜間の動きは、自分の資産に直接関係しない
- 夜間に振り回されたくないならDMM株、夜間も使いたいなら楽天証券
ここまでが全体像です。ここから、ひとつずつ理由をかみくだいて解説します。
そもそもPTS取引(夜間取引)とは?初心者向けにやさしく解説
このセクションでは、PTS取引の基本的な仕組みと取引時間を整理します。
用語に身構えず、イメージからつかんでいきましょう。
PTSは「もう一つの取引の場」みたいなもの
PTSとは、証券取引所を通さずに株式を売買できる「私設取引システム」のことです。
なぜ知っておくべきかというと、東証とは別の場所で価格が付くため、夜と昼で値段が違う場面が出てくるからです。
イメージとしては、同じ商品を売る「もう一つのお店」が夜も開いていると考えるとわかりやすいでしょう。
ポイント。PTSはあくまで「場所違いの取引所」のような存在で、東証の取引そのものではありません。



夜も開いてる「もう一つのお店」かぁ。それなら少しイメージできたかも。
PTSには「日中」と「夜間」のセッションがある
PTSには、昼の「デイタイムセッション」と夜の「ナイトタイムセッション」の2つがあります。
たとえば楽天証券のPTSでは、デイタイムが8時20分〜16時、ナイトタイムが17時〜23時59分に設定されています。
つまりPTSを使えば、東証が閉まったあとの夜でも株を売買できるわけです。



ここで大切なのは、夜間のセッションで動いた価格が、翌日の昼にそのまま引き継がれるわけではないという点になります。
東証とPTSの取引時間を比較表で整理
言葉だけでは混乱しやすいので、取引時間を表で見比べてみましょう。
| 取引の種類 | 時間帯 | 特徴 |
| 東証(前場) | 9:00〜11:30 | 通常の日中取引 |
|---|---|---|
| 東証(後場) | 12:30〜15:30 | 後場の終了は15:30 |
| PTSデイタイム | 8:20〜16:00 | 楽天証券の場合 |
| PTSナイトタイム | 17:00〜23:59 | いわゆる夜間取引 |
このように、東証とPTSは時間帯も場も分かれています。だからこそ「夜と昼は別物」と整理できるのです。
PTSの夜間取引と日中(東証)の取引は“必ずしもリンクしない”
ここが本記事の核心です。夜間と日中の値動きの関係を、3つの視点から整理します。
不安の正体をここで解消していきましょう。
夜間の株価が翌日の朝に“そのまま”なるわけではない
結論として、夜間PTSの株価が翌日の寄り付きにそのまま反映されるとは限りません。
なぜなら、夜間は取引に参加する人が極端に少なく、価格が大きく飛びやすいからです。
実際、専門家のQ&Aでも「夜間PTSは参加者が少ないので、翌日の寄り付きとは基本的に一致しない」と説明されています。
夜間取引PTSは、参加者が極めて少ないので、価格は大きく飛びます。したがって翌日の寄り付きとは基本的に一致しません。
そもそも前日の終値と翌日の始値も、必ずしも一致するものではありません。夜間だけが特別なわけではないのです。
「持っていない銘柄」の夜間の動きは資産に直接関係しない
当たり前のようでいて見落としがちですが、持っていない銘柄の値動きは、あなたの評価額に直接影響しません。
なぜなら、自分の資産が増減するのは「保有している銘柄」が動いたときだけだからです。
たとえば話題の銘柄が夜に乱高下していても、その株を持っていなければ、あなたの口座残高は変わりません。



言われてみればそうだよね。持ってない株が動いても、わたしのお金は減らないんだ。
その通りです。夜の値動きは「他のお店のニュース」くらいの距離感で眺めれば十分なことも多いでしょう。
だから夜の値動きに一喜一憂しすぎなくていい
ここまでをふまえると、夜の数字に一喜一憂しすぎる必要はないと言えます。
なぜなら、夜間の価格は薄商いで飛びやすく、翌日の相場をそのまま予告するものではないからです。
夜にスマホで株価を見て眠れなくなるくらいなら、あえて夜間を見ない投資スタイルを選ぶのも立派な戦略になります。
ここまでのまとめ。夜と昼は別の場で、値動きは必ずしも連動しません。だから過度に振り回されなくて大丈夫です。
PTS取引のメリット
ここまで読むと「PTSは不要では」と感じるかもしれませんが、もちろんメリットもあります。
フラットに長所も確認しておきましょう。
東証が閉まった後でも取引でき、夜のニュースに対応できる
PTSの大きなメリットは、東証が閉まった時間でもリアルタイムで売買できる点です。
なぜ便利かというと、決算や重大ニュースは取引終了後に発表されることが多いからです。
たとえば15時30分以降に出た決算に対し、翌朝を待たずその日の夜のうちに動ける点は、忙しい会社員にもメリットになります。
呼値が細かい・追加手数料がかからない場合がある
PTSは、東証よりも価格の刻み(呼値)が細かく設定されている場合があります。
そのため、自分の希望に近い価格で注文を出しやすいという利点があります。
また楽天証券のPTSでは、現在のコースの手数料がそのまま適用され、PTS利用のための追加手数料はかからないとされています。



うまく使えば便利な仕組みではあるんだ。ただし、初心者には注意点もあるよ。
PTS取引のデメリット(初心者がつまずきやすい点)
メリットの裏側には、初心者がつまずきやすいデメリットもあります。ここは正直にお伝えします。
損を避けるためにも、弱点を理解しておきましょう。
流動性が低く、約定しにくい
PTSの代表的なデメリットは、流動性が低く約定しにくい点です。
なぜなら、東証に比べて参加者が圧倒的に少なく、買い手や売り手が見つかりにくいからです。
そのため、注文を出しても希望の価格で成立せず、いつまでも約定しないことがあります。
夜間は「指値注文」のみ・対象銘柄も限られる
夜間取引では、成行注文が使えず、すべて指値注文になる点も初心者には戸惑いやすいポイントです。
さらに、PTSで取引できる銘柄は決められた範囲に限られており、すべての銘柄を売買できるわけではありません。
- 成行注文は使えず、指値注文のみ
- 取引できる銘柄が限られている
- 参加者が少なく、約定しにくい
値動きが極端になりやすい
夜間は薄商いのため、ちょっとした注文でも価格が極端に動きやすくなります。
これは、先ほど触れた「夜間の株価が翌日にそのまま連動しない」理由とも重なります。
つまり、夜間の極端な数字を過信しないことが、初心者には特に大切だと言えるでしょう。
PTS(夜間取引)が向いている人・向いていない人
メリットとデメリットをふまえ、夜間取引が向いている人・向いていない人を整理します。
自分がどちらに近いか、考えながら読んでみてください。
PTS(夜間取引)が向いている人
PTSが向いているのは、夜のニュースに自分で対応したい人です。
なぜなら、決算や海外材料を見て、翌朝を待たずに動きたいニーズに応えられるからです。
日中は仕事で取引できない会社員が、夜の時間を使って売買したいケースにも向いています。
PTS(夜間取引)が向いていない人
反対に向いていないのは、夜の値動きで気持ちが揺れやすい初心者です。
なぜなら、約定しにくく値動きも極端になりやすいため、慣れないうちは振り回されやすいからです。
夜はゆっくり休み、日中にシンプルな取引だけしたい人には、無理に使う必要はないでしょう。



わたしは夜の値動きで眠れなくなりそう…。向いてないタイプかも。
その自覚はとても大切です。その場合は、そもそもPTSを扱わない証券会社を選ぶ手もあります。
結論:夜間の値動きが気になるかで、選ぶ証券会社が変わる
ここまでをふまえると、証券会社選びは「夜間を使いたいかどうか」で分けるのがおすすめです。
それぞれのタイプを見ていきましょう。
夜間に一喜一憂したくない初心者 → PTS非対応のDMM株
夜の値動きに振り回されたくない初心者には、DMM株が向いています。
なぜなら、DMM株はPTS取引を取り扱っていないため、そもそも夜間の板に向き合わずに済むからです。
取引は東証の時間(前場・後場)が中心になるので、シンプルでわかりやすいスタイルを保てます。



「夜は株価を見ずに休みたい」という人にとって、これは精神的な負担が小さい選び方になるでしょう。
夜間ニュースにも対応したい人 → PTSが使える楽天証券
反対に、夜のニュースにも自分で対応したい人には、楽天証券が向いています。
なぜなら、楽天証券はPTSに対応しており、申し込み不要で夜間17時〜23時59分の取引を利用できるからです。
決算や海外材料を見て、翌朝を待たずに動きたい中級志向の人には、選択肢として魅力的です。
DMM株がPTS初心者の「お守り」になる理由
メインでおすすめしたいDMM株について、もう少し具体的に整理します。



「夜間を見ない」という選択がどう効くのか、見ていきましょう。
PTS非対応だからこそ「シンプルに集中できる」
DMM株の特徴は、PTSを扱わないぶん、取引をシンプルに保てる点です。
なぜなら、夜間の板や約定の有無を気にせず、日中の取引だけに集中できるからです。
「選択肢が多いほど迷って疲れてしまう」という初心者にとって、これはむしろ安心材料になります。
DMM株がおすすめな人
DMM株は、次のような人に向いています。
- 夜の値動きに振り回されず、シンプルに始めたい人
- 日中の取引だけで十分だと考えている人
- まずは株式投資に慣れることを優先したい初心者
ひとつでも当てはまるなら、DMM株は有力な候補になるでしょう。
DMM株の取引時間はシンプル
DMM株の国内株式の取引は、東証の時間に沿っています。
具体的には、前場が9時〜11時30分、後場が12時30分〜15時30分です。
夜間のPTSがないぶん、「この時間に向き合えばいい」とシンプルに割り切れるのが魅力になります。
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楽天証券でPTS(夜間取引)を使う方法と注意点
夜間も使いたい人向けに、楽天証券のPTSの使い方と注意点をまとめます。
夜間を味方につけたい人は、ここを押さえておきましょう。
楽天証券のPTS取引時間
楽天証券のPTSは、日中と夜間の2つのセッションで利用できます。
デイタイムが8時20分〜16時、ナイトタイムが17時〜23時59分という時間設定です。
なお、16時の時点で約定していない注文は取り消される点も覚えておくとよいでしょう。
楽天証券のPTSの特徴
楽天証券のPTSは、申し込み不要ですぐに使えるのが特徴です。
また、PTS利用のための追加手数料はかからず、16時までの買付なら配当や株主優待の権利も得られるとされています。
一方で、信用取引は夜間取引に対応していない点には注意が必要です。
使うときの注意点
便利な楽天証券のPTSにも、これまで触れたPTS共通の注意点があります。
夜間は指値注文のみで、流動性も低いため、希望どおりに約定しないことがあります。
夜間の値動きをどう受け止めるかは、一喜一憂しすぎないという前提を忘れないことが大切です。
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DMM株と楽天証券、どっちを選ぶ?タイプ別おすすめ
最後に、2社の違いを比較表で整理し、迷ったときの選び方を示します。
自分に合うほうを選ぶ参考にしてください。
DMM株と楽天証券の比較表
夜間取引の有無を中心に、2社の違いをまとめました。
| 項目 | DMM株 | 楽天証券 |
| PTS(夜間取引) | 取り扱いなし | 対応 |
|---|---|---|
| 国内株の取引時間 | 東証時間(前場・後場) | 東証+PTS夜間17:00〜23:59 |
| 夜間の値動き | そもそも向き合わずに済む | 自分で対応できる |
| 向いている人 | シンプルに始めたい初心者 | 夜間ニュースにも動きたい人 |
どちらが良い・悪いではなく、自分のスタイルに合うかどうかで選ぶのがポイントです。
迷ったら「まずシンプルに」始めるのがおすすめ
もし迷っているなら、まずはシンプルな環境から始めるのがおすすめです。
なぜなら、初心者のうちは夜間まで追うと情報量が増えすぎ、疲れてしまいやすいからです。
まずDMM株で日中の取引に慣れ、夜間も使いたくなったら楽天証券を追加する、という順番も無理がありません。



わたしはまずDMM株でシンプルに始めてみる!慣れたら楽天証券も考えてみようかな。
いい選び方ですね。自分のペースを守ることが、長く続けるいちばんのコツです。
PTS取引(夜間取引)に関するよくある質問
最後に、PTS取引について多い疑問をまとめて解消します。
PTS夜間取引の株価は、翌日の日中にそのまま反映されますか?
必ずしも一致しません。夜間は参加者が少なく価格が飛びやすいため、翌日の寄り付きとは基本的に一致しないとされています。前日の終値と翌日の始値も、もともと一致するとは限りません。
持っていない銘柄の夜間の値動きは、自分の資産に影響しますか?
直接は影響しません。資産が増減するのは保有している銘柄が動いたときだけです。持っていない株が夜に動いても、口座残高は変わりません。
DMM株はPTS(夜間取引)に対応していますか?
取り扱っていません。DMM株の国内株式の取引は、東証の前場・後場の時間が中心になります。夜間の値動きに向き合わずに済む点が特徴です。
楽天証券のPTSのやり方や取引時間を教えてください。
申し込み不要で利用できます。取引時間はデイタイムが8時20分〜16時、ナイトタイムが17時〜23時59分です。夜間は指値注文のみとなります。
PTS取引は初心者はやめたほうがいいですか?
一律にダメというわけではありません。ただし流動性が低く約定しにくい、指値のみといったクセがあります。慣れるまで無理に使わない判断も選択肢です。
PTS取引の主なデメリットは何ですか?
主に4つあります。流動性が低い、約定しにくい、夜間は指値注文のみ、取引できる銘柄が限られる、という点です。値動きも極端になりやすい傾向があります。
まとめ:夜間と日中はリンクしない。自分のタイプで証券会社を選ぼう
PTSの夜間取引と日中の取引は、別の場で行われ、必ずしもリンクしません。
だからこそ、持っていない銘柄の夜間の動きに、過度に一喜一憂する必要はないのです。
夜の値動きを気にせずシンプルに始めたい人は、PTSを扱わないDMM株から検討してみてください。
夜間も自分で動きたい人は、PTSに対応した楽天証券を選ぶとよいでしょう。
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