この記事を書いた人(きのぴぃ)
部品メーカー広告宣伝記事・電気系の雑誌や無線雑誌の元ライターをやってました。
以前よりガジェット集めをやっており、本業(電子機器メーカー勤務)の知見を活かしたレビューが得意です。
(詳しくはこちら)
Premiere Proを使っていたら、いきなり「~ファイル構造の矛盾が検出されました~」というメッセージが。
本アーティクルは、その対処方法を模索した時の記録だ。
プレミアプロでファイル構造の矛盾が検出されました
「~ファイル構造の矛盾が検出されました。このファイルのメタデータ(XMP)の読み書きが無効になりました。」なるメッセージが出て、書き出したファイルが1kBと小さい。
動画を再生しようにも、ファイル異常なので再生できない状態。
何やら、バージョン23.1という物で、バグが発生したよう。対策としては、
●現状の対応策
書き出しのファイルパスに日本語など全角文字(2バイト文字)を含まないようにする
※書き出しのファイル名だけではなく、フォルダー階層全てが半角英数字のみとなるようにする
※ユーザーアカウント名が日本語の場合など、書き出しの「場所」で表示されているファイルパスに全角文字が含まれると問題に該当します。その場合は他の対処を実施ください。
・ソフトウェアエンコーディングで書き出す(書き出し設定のビデオ>エンコード設定>パフォーマンス)
・H.264、H.265以外の形式で書き出す
・外部ストレージへの書き出しで発生する場合、ローカルドライブへ保存をする(別のドライブへ保存をする)
・以前のバージョンへダウングレード
【トラブルシューティング】Premiere Pro2023(23.1)及びMedia Encoder… – Adobe Support Community – 13406556
全く改善できない!
公式サイトに出ている改善方法を参考にファイルパスに日本語を含まないようにしたのだけれど、全く改善できず。
仕方なく、バージョン22.6.3までダウングレード。バージョン23.1で作成したプロジェクトでは、バージョン22.6.3から読み込むことができないので、新しくプロジェクトを組みなおしたら、動画の書き出しができるようになった。
バージョン23では書き出しできていたはずなので、バージョン23.1をアンインストールして、バージョン23を再インストールしたのだけれど、うまく書き出しができなくなってしまっていた。何でなの!?
タイムラインパネルもこんな感じ。正常ならば、黄色となる所が、赤のまま。もちろん、バージョン22.6.3では、黄色になるし、書き出しも問題ない。困ったもんだよな。
バグが治らないようだと、お得だったCreative Cloudを使うのも考えちゃうな。
まぁ、バージョン22であれば動作は問題ないみたいなので、しばらくは、バージョン22.6.3を使っていくかな。そんな訳で、バージョン23としての画期的な対処方法は、今の所ないようで。(;;^o^A
※2023年7月2日追記:バージョン23でもエラーなく使えるようになった。お困りのご同輩は、是非最新版にバージョンアップを!
過去にあったトラブル事例ということで、このアーティクルは残しておきたいと思う。