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台湾にもCBあるの!?

きのぴぃ

この記事を書いた人(きのぴぃ)
部品メーカー広告宣伝記事
電気系の雑誌や無線雑誌の元ライターをやってました。
以前よりガジェット集めをやっており、本業(電子機器メーカー勤務)の知見を活かしたレビューが得意です。

※今はなき、月刊「ラジオの製作」誌でCB無線のコーナーを担当していました。

目次

日本-台湾の交信がTwitter上で賑わっている

CB無線自体は、もう何十年とやっていないだろう。アマチュア無線のおじさまがよくロートルなんていう言葉を使っていたのだけれど、おいらもそのロートルになってしまった。
身体のアチコチにガタが来てしまい、労わらなきゃなんていうお年頃らしい。

昨日、何となく、Twitterを始めたのだけれど、懐かしい人達が沢山いるなぁ…と感慨深く見ていると、最近、日本と台湾で交信がなされていることを知る。

台湾のCB状況は、下記のサイトの方が詳細を書かれているので参照されたし。

台湾だけでなく、グアムも!?

ミヤギFW30局が台湾と交信された一部始終をまとめた動画がアップされていたので見た所、日本人の方も出てきたようで。大変興味深い。FCC仕様らしいので、日本の2ch(26.976MHz)にかなり近い26.975MHzで毎回運用している。

何とこのお方(ミヤギFW30局)、グアムの局とも交信できたようで、その様子もYouTubeに上がってた。

グアムとの交信は、5ch(27.088MHz)のよう。FCC chだと、27.085MHzになるはずなので、そうなると、あまりはっきりとは聞こえないはずなので、先方は普通のCBトランシーバーではないのかもね(周波数の微調整ができる?)。

どうやら、違法CB族も昨今の電波監視により大分淘汰されたようなので、市民無線で海外と交信できる機会が増えてきているみたいですな。

まぁ皆で仲良くやりましょ

日本の市民ラジオ(CB)は、免許制の頃は相手方が決まっていたので、海外との交信はダメ(1件偶然交信できた事例はあり)ではあったが、特定無線設備になってからは、特に相手方は決まっていないので、相手が違法であっても交信は可能となっている。

周波数という財産は、日本固有の物ではない。世界みんなの財産。日本の市民ラジオの8つのチャンネルは、単に日本がその周波数を割り当てただけの話。日本人だけのものではないのだ。
だから、みんなで仲良く譲り合ってやればいいのではないかと。みんなだって、CBで台湾の人と交信したいと思っているんじゃないかしら。

台湾までだが、日本本土へはF層反射やEsでも起きない限りは難しそう。石垣島付近であれば、200km位のようなので、条件さえよければ、CBでもダイレクトで交信できそう。

特定の日を決めて運用しているようなので、Esが頻繁に起きる7~9月は賑やかになりそうだね。東京まで飛んでくるといいなぁ…。

台湾CB’erはアクティブに運用中!

Twitterで台湾CB’er(海外では、よくCB’er(シービーヤー)と言われるね)の運用情報が流れている。

3月に関東で交信に成功したという声も。更に、4月上旬、関東でも台湾局の電波が強力に入感したという情報があったので、4月16日に受信にチャレンジしてみた。
時折、26.965MHzの海外からの電波が混信してくる有様。5chでは、かなり強力に海外局と思わしき局の電波が聞こえたので、コンディション上昇を期待していたが、全く聞こえず。

久々にCBバンドを聞いてみたが、違法CBが淘汰されたお陰か、ノイズがなければ非常に快適な状況になっているのが分かった。昔は、あちこち混信が凄かったものね。
台湾CB’erも精力的に活動しているようなので、今後が楽しみだ。

台湾CBビーコン登場!

5分おきに7秒送信される台湾CBビーコンが登場した。運用者は、Jamas Tsaoさん。台湾とのコンディションを確認する際に有用だ。

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