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1アマ国試でよく出ている内容(法規)

1アマの国試が今度の土曜らしいですな。
最近は、気温の上がり下がりがあり、体調を崩しがち。
受験される方は、体調を崩さないよう頑張って。

さて、おいらが昨年3度1アマ国試を受けているが、法規はある程度パターン化されているのが充分分かる。
法規の点数が取りやすいのは、法規は範囲を絞って勉強がしやすいから。

どんな問題がでやすいのか、ちょっぴりおさらいしてみたいと思う。
(これは、今度の1アマ国試で出るという話ではなく、最低限できていなければ合格は無理よという内容)

・Q符号及び略号:これはモールス信号と抱き合わせで出るケースもある。「〇〇の時の符号は何」とか。
・モールス信号:欧文モールスが分からなければ、点数を取り損ねる可能性高し。昨年は、5問出ており、25点これで取ることができる。
・電波の定義:1年の間に2回出るかも出ないかも、問題集のまんま出る時もあれば、その中から「〇〇」についてといったパターンがある。これは、まる暗記しかないですな。
・国際法:色々なパターンがあるので、これは勉強しておくと吉。
・電波形式:大事ですよぉ~。これ。「表の中から違う物はどれ」とか。
・懲役・罰金がらみ:1アマ国試に出る懲役・罰金には「1年&50万円」「2年&100万円」「1年&100万円」「3年&150万円」「5年&250万円」の5パターンある。一部似通ったものがあり、注意が必要。

ちなみに、1アマ国試に出る罰則の組み合わせは、
【1年&50万円】
 無線通信の秘密の保護(無線局の取り扱い中に知り得た内容を漏らした場合)
【2年&100万円】
 無線通信の秘密の保護(無線従事者が業務に関し、知り得た内容を漏らした場合)
【1年&100万円】
 ・免許状の記載事項の順守(これは免許されていない周波数で出たり(オフバンド)、オーバーパワーなどもこれに当たる)
 ・無線局の目的外使用の禁止等(アマチュア局が業務通信したり、その逆もNG)
 ・電波の発射の停止(総務省より当該無線局が技術基準に合わないため電波の停止を命ぜられたのにも関わらず、電波を出して見つかってしまった場合)
【3年&150万円】
 虚偽の通信(デマを無線を使って流すのはNG。放送だってそうなんですけどね)
【5年&250万円】
 無線通信の妨害(一番妨害が悪質と捉えられ、罰則が厳しい)
となっています。

「電気通信業務又は放送の業務の用に供する無線局の無線設備又は人命若しくは財産の保護、治安の維持、気象業務、電気事業に係る電気の供給の業務若しくは鉄道事業に係る列車の運行の業務の用に供する無線設備を損壊し、又はこれに物品を接触し、その他その無線設備の機能に障害を与えて無線通信を妨害した者(電波法第108条の2より)」が違反になるとありますが、

これをかみ砕いて読んでみますと、
・業務通信一般(電気通信業務)
・放送(放送の業務の用に供する無線局)
・治安の維持
・気象業務
・電気事業
・鉄道事業
などの通信を行っている局の無線設備を壊したり、物品を接触させたりして、無線通信を妨害した場合に違反となることが読み取れます。
それらの無線設備を物理的に壊したりして妨害した場合で、罰則が厳しいのは、これらは、「重要な無線通信」とされているからです。
悪戯でやる輩がいるかも知れないけれど、普通はいないでしょ。こんな人…。
何で、アマの試験に出るのかがわからんちん。

遭難通信を行っていたのを妨害したら、違反(電波法105条2)になりますが、はるか昔、ラグチューなどで、「アイツに頭きたからキャリアかけて(妨害して)やった」などと見知らぬ方が言っていたのをたまたま聞いたことがあります。
電波法56条では混信の防止に関する法律があるものの、故意に妨害しても罰則はないようです。
モラルの問題と言った所なのでしょうね。
でも、これって変じゃない?

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