三田無線(デリカ)のDMC-470Sというディップメータを持っているけれど、先日キットで作ったHF帯用ディップメータのトリマコンデンサをうっかり壊してしまったので、HF帯に対応できないかと外付けコイルを作って実験してみた。DMC-470Sというのは、HF帯では使えないディップメータだけれど、発振器なのだからコイルを変えればHFだっていけるでしょう…という発想から実験してみました。
で、結論としては、最低21MHz位まではいけそうだけれど、それ以下は発振できなかった。うむむ、残念なり…。と思いつつ、コイルをクリスタルを付ける端子に挿してみた所、ディップメータとしての機能は使えないけれど、単なる発振器としては十分使えるのが分かった。
発振周波数の調整は外部にトリマCなんかを付けると変えられた。
何でディップメータなのかというと、何気に7MHzのレシーバーを自作したのだけれど、SSGは普段邪魔なのでしまっているのだ。ディップメータをSSG代りに使ってちょこちょこやっていたのだけれど、先に書いた通りHF帯のディップメータを故障させてしまったのです。
HF帯のリグはあるけれど、ダミーロードがどこかに行ってしまった…。そこで考えたのが、もう一台持っているデリカのディップメータで何とかすることです。
というわけで、デリカのディップメータを何とかして、無事レシーバーも完成!感度はどれくらいかSSGで計らないと分からないけれど、それなりに電波が聞こえるから、めでたしめでたしなのでした。
で、Eagleで描いていた基板パターンとはレシーバーの物でした。組んでみれば、ミスがあり、一部空中配線もありますが、そこはアマチュアということで…。